台湾・台南市の黄偉哲(こう・いてつ)市長率いる代表団は、日本の人々に台南の農水産物の魅力を伝えるべく、福岡・天神エリアで開催中の「台湾祭 in 福岡2026」を訪問した。
今年の「台湾祭」は、美食の都・台南をメインテーマに採用。会場は台南の旧正月を象徴する「普済殿(ふさいでん)」の手描きランタンで彩られ、幻想的な雰囲気の中で本場の台南グルメが味わえる。1月31日、黄市長は自ら会場に立ち、名物の「サバヒー(ミルクフィッシュ)肉燥飯」を頬張りながら、台南の食文化を熱烈にアピールした。

天神が「台南色」に染まる! 幻想的なランタンと旧正月の熱気
今年の「台湾祭」は、主催する「台湾祭実行委員会」が台南市の豊かな食と文化に注目し、特別企画として実現したものだ。 会場の装飾には、台南の有名寺院「普済殿」の美しい手描きランタンが用いられ、旧正月(春節)の賑やかで温かい雰囲気を福岡の街に再現している。台南独特の伝統文化と現代的な賑わいが融合した空間は、訪れる人々に「まるで台南にいるかのよう」な体験を提供している。

台南市長が「あーん」で実食! 絶品・サバヒー肉燥飯に行列
「美食の都・台南の味を、福岡の皆さんに直接お届けできて光栄だ」。 黄市長は会場でそう挨拶し、台南ならではの食材を使った限定メニューを推奨した。中でも市長のイチオシは、台南名産のサバヒー(虱目魚)をほぐしてデンブ状にしたものをトッピングした「サバヒー肉燥飯(ルーローハン)」。そのほか、香ばしい「エビめし(蝦仁飯)」、台南発祥の「担仔麺(タンツーメン)」、そしてデザートの王様「マンゴーかき氷」など、台南の魅力が詰まったラインナップが並ぶ。
また、市長自らが台南市農業局のブースに立ち、農水産加工品の試食を配布するサプライズも実施。市長のトップセールスに会場は熱気に包まれ、用意された1,000食以上の試食品はわずか数分で品切れになるほどの盛況ぶりを見せた。 黄市長は「3月になれば、パイナップルなどの新鮮な熱帯フルーツも旬を迎えるので、ぜひ楽しみにしていてほしい」と笑顔で予告した。
2月23日まで開催、15万人の来場見込む
「台湾祭実行委員会」はこれまで日本各地で台湾イベントを成功させてきた実績を持つが、今回の「台湾祭 in 福岡2026」では、台南の農特産品という要素を全面的に取り入れた点が新しい。 イベントは2026年2月23日まで開催され、期間中に約15万人の来場が見込まれている。
黄市長は今回の訪日を通じ、イベントでのPRだけでなく、現地の流通業者数社とも精力的に商談を行っている。「今回のイベントをきっかけに、台南の良質な食材の味が日本の人々の心に深く刻まれることを願っている」とし、多様なルートを通じて台南産品の日本輸出拡大を目指す考えを示した。
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編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾屋台グルメ「胡椒餅」が京都初上陸 『台湾老劉胡椒餅』三条河原町に10月3日オープン | 関連記事をもっと読む )
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