台湾初の国産潜水艦「海鯤」、潜航中の写真を初公開 「潜望鏡深度」に到達、次のステップは戦闘システム検証
国産潜水艦「海鯤号」は30日、引き続き潜航試験を実施し、台湾国際造船(台船)も潜航中の写真を初公開した。(写真/台船提供)
台湾初の国産潜水艦「海鯤(かいこん)」は2026年1月29日、初潜航に続き、30日も海上試験(SAT)を継続した。建造を担う台湾国際造船(CSBC、通称:台船)は同日夜、プレスリリースを発表し、「29日の初潜航に続き、30日は『浅深度潜航テスト』を実施し、予定された目標を全て順調に達成した」と明らかにした。
海鯤は29日、初の潜航テストを行い、午後7時頃に帰港して海軍造艦史に新たな歴史を刻んだが、その際、写真は公開されていなかった。30日も潜航テストが続けられ、CSBCは今回初めて潜航中の写真を公開した。
写真では、海鯤が船体を水没させ、潜望鏡のみを水面上に出した状態、いわゆる「潜望鏡深度」まで潜航している様子が確認できる。CSBC側は実際の潜航深度について公式な数値を明らかにしていないが、与党・民進党の王定宇・立法委員(国会議員)は自身のFacebookで、今回のテストで「深度100メートル」に達したと明かしている。

海鯤の実際の潜航深度について公式発表はないが、民進党の王定宇氏はフェイスブックで、深度100メートルに達したと言及した。(写真/台船提供)
台船によると、今後のスケジュールについて、「テスト手順書に基づき、段階的に深度を下げながら艦の操縦性、偵捜(探知・捜索)装備、緊急機能、および戦闘管理システムなどのテスト項目を順次実施する」と説明。海軍の作戦要求と性能を満たすべく、全艦の機能検証を進める方針を示した。
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