台湾株式市場は強気相場が鮮明となっており、台湾加権指数先物は4万ポイントの大台を突破した。27日の現物市場も3万9858.19ポイントで取引を開始した後、1000ポイント以上急伸して4万ポイント台に乗せ、主力株の台湾積体電路製造(TSMC)は一時120台湾ドルの大幅上昇を記録した。
これに対し、台湾の著名な経済評論家で財信伝媒グループ会長の謝金河氏は自身のFacebook(フェイスブック)で、台湾株式市場が世界第6位の規模に浮上したと指摘。海外上場の預託証券(DR)も大幅に上昇しており、特定の銘柄が海外市場でも「香りを漂わせている(高い評価を得ている)」と言及した。
英国を抜き世界6位の市場へ ETF「0050」も日本で注目
謝氏によれば、台湾株式市場の時価総額は英国を抜き、世界第6位に躍り出た。これに伴い、台湾企業が海外で発行する預託証券(DR)の株価も急騰。さらに、台湾投資家に最も人気のあるETF「元大台湾50(0050)」は日本メディアの注目を集め、投資家の支持を獲得するなど、その知名度は大幅に向上している。
TSMCを筆頭にADR勢が躍進 日月光、聯電など時価総額急拡大
近年、市場の関心は米国上場のTSMC ADRに集中していた。今回、同ADRの株価は409.49米ドルまで上昇し、時価総額は2兆780億米ドルに達している。これに呼応するように、米国に上場する他の台湾企業も軒並み躍進した。
- 日月光投資控股(ASEテクノロジー): ADR(ASX)が6.94米ドルから29.89米ドルへ急騰。台湾での時価総額も2兆台湾元を突破した。
- 聯華電子(UMC): ADRが5.61米ドルから12.74米ドルへ上昇。かつて圧力を受けていた成熟プロセス(レガシー半導体)での突破口を見出し、国内株価も一時80台湾元を伺う展開となった。
- 南茂科技(チップモス): ADR(IMOS)が12.73米ドルから49.89米ドルへ上昇。
- 慧栄科技(シリコン・モーション):ADR(SIMO)が37.21米ドルから146.85米ドルへ大幅上昇を記録。
中国企業との鮮明なコントラスト 投資の「最短ルート」は0050
謝氏は、米国上場の中国企業との顕著な対比を強調した。動画配信の愛奇芸(iQIYI)は46.21米ドルから1.13米ドルへ、SNSの微博(ウェイボー)は162.14米ドルから7.03米ドルへと暴落しており、台湾企業とは対照的な値動きを見せている。
一方、台湾の「0050」は純資産残高を1兆5500億台湾元まで拡大させており、謝氏は「海外投資家が台湾株へ投資する上で、最も利便性の高い手段となっている」と結論づけた。
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編集:平松靖史 (関連記事: 巨額対米投資のTSMC、許毓仁氏が警鐘 台湾テック界はワシントンで声が弱い | 関連記事をもっと読む )
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