【独占インタビュー】台湾で俳優デビューした塗茂るな、日本での再出発 映画『shady』で挑んだ「影のある役」 台湾での活動経験を有する俳優の塗茂るなが、主演短編映画『shady』とともに「SSFF & ASIA 2026」に登場し、風伝媒(The Storm Media)の独占インタビューにて日台の撮影現場における経験を明かすとともに、今後は確固たる実力を身につけ、日台合作作品に招聘される俳優を目指すとの抱負を語った。(写真/黃信維撮影)
6月10日 まで都内で開催中のショートショートフィルムフェスティバル & アジア2026にて、ジャパンカテゴリーにノミネートしている 2026 年 6 月 6 日 19 時 30 分より、 ショートフィルム作品『 shady 』の上映会 ならびに上映後 Q & A イベントが開催され、監督の山田日貴、主演を務める宮本和武と塗茂るなが登壇した。台湾メディア『 風傳媒(ストームメディア) 』は本イベントに先立ち、台湾で俳優デビューを果たし、現在日本へ活動拠点を戻した塗茂るなに独占インタビューを行った。
台湾での活動経験を有する俳優の塗茂るなが、主演短編映画『shady』とともに「SSFF & ASIA 2026」に登場し、風伝媒(The Storm Media)の独占インタビューにて日台の撮影現場における経験を明かすとともに、今後は確固たる実力を身につけ、日台合作作品に招聘される俳優を目指すとの抱負を語った。(写真/ショートショート実行委員会提供)
ショートフィルム『shady』で主演、上映後Q&Aにも登壇 本作のメガホンを取った山田日貴監督は1993年東京都生まれで、早稲田大学在学中から自主制作映画を始め、現在も短編映画を中心に企業のCMやPVなどの監督を手掛けている。また、本作で初主演を飾る宮本和武は1996年東京都町田市生まれで、2018年に映画『Amy said』で初出演後、近年のNetflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』の村尾昇役など多数の映像作品に携わる実力派である。
台湾での活動経験を有する俳優の塗茂るなが、主演短編映画『shady』とともに「SSFF & ASIA 2026」に登場し、風伝媒(The Storm Media)の独占インタビューにて日台の撮影現場における経験を明かすとともに、今後は確固たる実力を身につけ、日台合作作品に招聘される俳優を目指すとの抱負を語った。(写真/ショートショート実行委員会提供) そして共に主演を務める塗茂るなは神奈川県出身で、 2017 年頃から東京でアパレルやビューティーなどのモデル活動をスタートさせた後、 2020 年に単身で台湾へ渡った。現地で中国語を学びながら俳優デビューを果たし、 Netflix Taiwan のドラマ『聽海湧』、 Disney+ のドラマ『台北女子図鑑』、短編映画『モノローグエレベーター』などに出演。約 4 年半の台湾生活を経て、 2024 年に日本へ本帰国した。
台湾での活動経験を有する俳優の塗茂るなが、主演短編映画『shady』とともに「SSFF & ASIA 2026」に登場し、風伝媒(The Storm Media)の独占インタビューにて日台の撮影現場における経験を明かすとともに、今後は確固たる実力を身につけ、日台合作作品に招聘される俳優を目指すとの抱負を語った。(写真/ショートショート実行委員会提供)
台湾での4年半が変えた演技観 台湾での活動が自身の演技観に与えた影響について、塗茂は台湾に行くまで人生経験が圧倒的に不足していたが、台湾で多くの人と出会い多様な経験をしたことで、以前よりも深い部分で作品や役柄を理解できるようになったと振り返る。また、日台の撮影現場の違いとして、俳優の持つ雰囲気や空気感を大切にしてなるべく自由に演出する台湾のスタイルと、時間が足りない中で臨機応変な器用さやプロフェッショナルさが求められる日本のスタイルの違いを挙げた。
台湾での活動経験を有する俳優の塗茂るなが、主演短編映画『shady』とともに「SSFF & ASIA 2026」に登場し、風伝媒(The Storm Media)の独占インタビューにて日台の撮影現場における経験を明かすとともに、今後は確固たる実力を身につけ、日台合作作品に招聘される俳優を目指すとの抱負を語った。(写真/ショートショート実行委員会提供)
日本での再出発、演じたいのは「苦しみを抱えた役」 日本へ活動拠点を戻した現在、今後は海外生活での経験を活かし、今回の役のように苦しみを抱えた役柄をよりしっかりと演じてみたいと意欲を見せる。周囲からは控えめで欲がない良い子という第一印象を持たれがちだが、実際には中国語も全くできず何のツテもない状態で一人で海外へ渡り 4 年半も生活するほどパワフルであるという自身のギャップを、今後は面白く思ってもらいたいと語る。
また、台湾生活の中で特に好きだった食べ物についてはルーローハンへの強いこだわりがあり、友人から勧められた美味しい店にずっと通っていたというエピソードも明かした。
「日本と台湾をつなぐ作品に呼ばれる俳優に」 台湾と日本の映像文化を繋ぐ存在として、今後は日本で実力をつけ、日台合作の作品に日本から呼ばれる俳優になることを目標に掲げている。台湾での活動中、日本からわざわざ呼ばれて撮影に来る実力と魅力ある日本の俳優たちを見て羨ましく感じており、台湾の知り合いや制作チームにも、次に自分が台湾の地を踏むのは日台合作作品で呼ばれた時だと宣言しているという。さらに、台湾映画のレトロでノスタルジックな雰囲気が口コミで広まり、いつか日本でも台湾映画ブームが起きることを期待していると述べた。
最後に台湾のファンに向け、台湾滞在中は十分な活躍ができず悔しい部分もあるが、日本で頑張って台湾の作品からわざわざ呼んでもらえるような俳優になれるように努力するので、その時は応援してほしいと力強いメッセージを送った。
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