群馬・桐生市初の野外音楽フェスに5000人 音楽と伝統工芸が融合、来年開催も発表
群馬県桐生市で伝統文化と音楽を融合した初の野外フェスが開催され、地元ゆかりのアーティストや伝統工芸の体験エリアにより2日間で5000人の来場者が地域の新たな魅力を楽しんだ。(写真/©桐生フェスティバル2026実行委員会提供)
群馬県桐生市の新川公園で2026年6月6日と7日の2日間、桐生市の伝統文化と音楽カルチャーを融合した初の野外音楽フェスティバル「KIRYU FESTIVAL 2026 MUSIC & CULTURE」が開催された。
同イベントは横浜でGREENROOM FESTIVALなどを手掛けるGREENROOM CO.が制作を担当し、地域資源の魅力を発信する「地域創楽」プロジェクトとして実施された。2日間で延べ約5000人の観客が来場し、緑豊かな芝生エリアの「GRASS STAGE」と水に囲まれた「CASKADE STAGE」の2ステージで繰り広げられたライブやDJパフォーマンス、地元の伝統文化やグルメを満喫した。
地元ゆかりのアーティストも登場、2日間で約5000人が来場
初日となるDay1は、シティポップ・レゲエシンガーのナツ・サマーがトップバッターを務め、透明感のあるクールな歌声で来場者を魅了した。その後もTENDRE、YonYon、FPM 田中知之らが出演し、ステージを盛り上げた。終盤には、桐生市を拠点に活動するmabanua率いるOvallや、桐生市出身のどんぐりずと大沢伸一によるユニット「DONGROSSO」といった地元ゆかりのアーティストが登場した。DONGROSSOのステージでは観客がステージに上がるなど異例の熱狂ぶりを見せ、最後は会場全体で桐生八木節音頭を踊ってフィナーレを迎えた。
2日目のDay2は、ヨガ講師の渋木さやかによるヨガイベントで幕を開け、続いて桐生市出身のラッパーであるBendyが16曲に及ぶパフォーマンスを披露した。その後、七尾旅人、ZEN-LA-ROCK、bird、DÉ DE MOUSEらが登場した。
イベントのトリを務めたヘッドライナーのMONKEY MAJIKは、終盤に降り出した雨の中で「Around The World」や「空はまるで」を披露し、観客との大合唱で会場の一体感を高めた。ライブ終了後には、MCを務めた桐生市魅力大使の大島璃乃から、来年「KIRYU FESTIVAL 2027 MUSIC & CULTURE」の開催を予定していることが発表され、大きな歓声の中で2日間の幕を閉じた。
桐生グルメや伝統工芸も集結、地域文化を体感する空間に
メイン会場に隣接する「LOCAL MARKETエリア」では、地元にゆかりのある14種のフードやドリンク、伝統工芸の体験ブースが並んだ。桐生のクラフトビール「Bryu」や老舗「しみずや」のうどんに行列ができたほか、焼きまんじゅうやタコスなどのフェスグルメが提供された。
体験エリアでは、桐生絹織株式会社によるフェスロゴのジャガード織り生地を使った缶バッジ作りや、ふふふによるジャグアタトゥーのワークショップが展開され、桐生の伝統と最先端カルチャーが融合する象徴的な空間として賑わいを見せた。
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