熊本で「グローバルネイチャーポジティブサミット」7月開催 阿蘇・球磨川を巡る公式ツアー受付開始

熊本での国際環境サミット翌日に、阿蘇の草原や球磨川の自然共生現場を巡る4つの公式現地ツアーが発表され、参加申込の受付が始まった。(写真/エクスカーション 広報事務局提供)
熊本での国際環境サミット翌日に、阿蘇の草原や球磨川の自然共生現場を巡る4つの公式現地ツアーが発表され、参加申込の受付が始まった。(写真/エクスカーション 広報事務局提供)

国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)は、ネイチャーポジティブイニシアティブやイクレイ日本とともに、環境省、農林水産省、国土交通省、サミット発起人組織委員会の共催、日経BPの協力を得て、2026年7月14日から15日まで熊本県熊本市の熊本城ホールで「第2回グローバルネイチャーポジティブサミット」を開催する。

2030年の自然回復へ、企業・自治体の取り組みを発信

本サミットは、2030年までに自然損失を食い止め、回復へ転じるという目標に向け、2022年に196カ国が合意した生物多様性世界枠組の実施を加速させることに焦点を当てている。

2026年10月にアルメニア・エレバンで開催される国連生物多様性条約第17回締約国会議での進捗評価を見据え、今回の第2回サミットでは特に企業・金融と地方自治体に焦点を当てる。それぞれの取り組みや成果を世界に向けて発信・共有することを目的としており、政府関係者、研究者、市民社会、NGO、企業など2000人以上の参加を予定している。

熊本の自然を体感する参加者限定プログラム

このサミット開催に伴い、翌日の7月16日に開催地・熊本を舞台に実施される公式エクスカーションのプログラムが6月9日に発表され、近畿日本ツーリストの専用ウェブサイトを通じて申込受付が開始された。このエクスカーションはサミットの議論と連動し、共有された課題意識や解決の方向性を熊本の豊かな自然と文化の中で五感を使って理解を深めるためのサミット参加者限定のプログラムである。

地域内の多様な自然を訪問・見学し、現地の実践者と対話しながら理解を深めるため、複数の企業や団体の協賛のもとで4つの特別なコースが提供される。なお、記載されているスケジュールや訪問先は、当日の天候や交通状況、現地状況により変更となる場合がある。

菊池川と阿蘇草原で学ぶ自然保全の現場

第1コースは、農林中央金庫が協賛する「菊池川流域におけるSATOYAMA体験ツアー」である。里山や人工林が広がり、適切な管理によって豊かな水資源や自然環境が維持されてきた緑豊かな熊本県菊池市を訪問する。ツアーでは、この維持管理を一体的に担って菊池の自然を未来へとつないでいる菊池森林組合による施業現場を訪れ、実際の作業や森林の姿を見学することで、豊かな自然がどのように守られているのかを実感できる内容となっている。

第2コースは、公益財団法人阿蘇グリーンストックが協賛する「阿蘇草原の聖域へ、この日だけの特別な体験、草原の守り人になる旅」である。千年以上続く人の営みで維持され、生物多様性や地下水を育み約100万人の暮らしを支える一方で、高齢化などにより面積が激減し深刻な危機に瀕している阿蘇の草原を舞台とする。 (関連記事: 広島で開催の第48回南極条約協議国会議が閉幕、環境団体は気候変動への対応遅れに警鐘 関連記事をもっと読む

ツアーでは、普段は立ち入ることができない肥後の水と緑の愛護基金の草原へ特別に案内し、草刈りや野焼き文化の体験などのアクティビティを通じて草原と水、地域の結びつきを学ぶ。同時に、管理現場へ直接寄付が届く新しい社会的基盤である「九州の水を育む阿蘇の守り手基金」の仕組みも紹介される。

最新ニュース
陸自「富士総合火力演習」で25式高速滑空弾を初公開 無人装備と島嶼防衛でハイブリッド戦に対応
群馬・桐生市初の野外音楽フェスに5000人 音楽と伝統工芸が融合、来年開催も発表
小泉進次郎防衛相、富士総合火力演習を視察 無人機・AI時代の新たな防衛モデル確立を強調
リアルワールド、NVIDIAと提携 ヒューマノイドAIの共通基盤づくりへ
東ハト、冷やして食べる「キャラメルコーン」登場 夏限定でチョコミント&ストロベリー味
【北京観察】習近平氏はなぜ今、北朝鮮を訪れたのか 中朝接近の裏にある台湾海峡への計算
PR TIMES、ドジャースと2年契約 大谷翔平ら所属球団の現地ニュースを日本向けに発信
電子瞳孔計「Mecara」に新料金プラン 従量課金制で企業の健康管理を支援
アシックス、冨安健洋選手の復帰を応援 「#トミと新たな景色を」キャンペーン開始
アップル、Siri刷新へグーグルGemini導入か AI戦略転換、iPhone 11対応も視野
基地に迫るドローン、台湾軍は撃墜できない? 対無人機システム検収不合格で露呈した防衛の穴
エキュートで福島の夏酒と発酵食を展開 地域活性化プロジェクト「地のモノLOVER」第13弾開催へ
名古屋発の人気居酒屋「世界の山ちゃん」が東京駅直結のヤエチカにオープン
東京・豊洲のチームラボプラネッツがアジアを代表する観光名所2025を受賞
「Suicaのペンギン」と「BRUNO」のコラボ家電がグランスタモールで限定発売、第1弾は6月11日より販売開始
布施琳太郎キュレーション企画「すごい指」西麻布WALL_alternativeにて開催中
韓国株はなお過小評価か 李在明大統領、台湾市場の上昇を引き合いに地政学リスク論に反論
トランスジェンダー受刑者はどこに収容されるべきか 日本で進む刑務所の人権議論、台湾では制度空白
NYT記者追放で頼清徳氏の国際露出に圧力か 中国の対台湾封じ込めが新段階へ
【映像】フィリピン南部でM7.8地震、津波警報も発令 新学期初日に校舎損壊、児童らが校庭に避難
習近平氏の訪朝で消えた「非核化」 北朝鮮の影響力拡大、台湾有事リスクにも波及か
台湾陸委会「民主と専制は相容れない」 天安門事件37年で中国に真相直視求める
TSMC魏哲家会長、韓国の半導体クラスター構想に言及 「台湾モデルは簡単にコピーできない」
TSMC株主総会、米国工場での2ナノ技術流出を否定 魏哲家会長「盗まれるなら進出すると思うか」
米中首脳会談後、トランプ氏の対台湾政策は「曖昧」に? 元米国務副長官が警鐘
台湾の盧秀燕・台中市長が欧州歴訪へ 相次ぐ高規格接遇に「2028年総統選」観測
SHIN、ソロ活動休止前のラストステージをU-NEXTで独占ライブ配信
【独占インタビュー】台湾で俳優デビューした塗茂るな、日本での再出発 映画『shady』で挑んだ「影のある役」
台湾で梅雨前線が停滞、1週間荒天続く恐れ 災害級の大雨に警戒、回復は6月19日以降か
初音ミク、カードキャプターさくら新作も登場 秋葉原「グッドスマイルフェス2026東京」に2万5000人、過去最大規模で開催
台湾土産の定番パイナップルケーキ老舗「舊振南」、今夏日本に本格上陸へ
ミャクミャクモニュメントが大阪各地へ 万博レガシー事業、第1弾は泉南りんくう公園
島嶼国の海洋危機に日本が新行動計画 世界島嶼国海洋会議が東京で閉幕
台湾電力にサイバー攻撃1日3万回 ペロシ氏訪台時は3日で300万回
【舞台裏】馬英九財団問題が国民党を揺さぶる 「鄭派」「趙派」対立で党内に沈黙広がる
韓国地方選で「投票用紙不足」騒動 ソウル市民が再選挙要求、政治家やインフルエンサーの便乗拒否
訪米の鄭麗文・国民党主席、「トゥキディデスの罠」提唱のアリソン氏と対談 台湾は米中衝突の引き金となるのか
GACKTの誕生日に「LAST SONGS 2026」独占配信 U-NEXTで「最も泣けるコンサート」を届ける
日本・フィリピン、EEZ境界画定交渉へ 台湾抜きで進めば「東部海域の権益失う恐れ」専門家が警鐘
日本のバナナに値上がり懸念 中東情勢で追熟用エチレンが不足
佐賀・波戸岬に世界初の海洋プラスチック体験施設「PLA PLA」開業 「回収・分別・再生」まで体験
【舞台裏】台湾空軍T-34C墜落で2人殉職 導入41年の初等練習機、更新めぐり軍内で意見分かれる
ライチ、マンゴーがパリを魅了 台湾農業を世界水準に押し上げた「食への執念」
U-NEXTが日韓合同フェス「Music Chocolate Festival.2026」を6月27日に独占ライブ配信
全公演完売の「原因は自分にある。」初アリーナツアー、ファイナルをU-NEXTで独占生配信
日米拡大抑止協議、8日から国内で開催へ 安全保障環境や同盟の抑止力強化を議論
≒JOYメンバーが来場 サンリオピューロランド七夕イベント「ピューロウィッシュマツリ」開幕
JR東日本がドローンDX大会開催へ 他鉄道事業者も初参戦で規模3倍に拡大
高橋萌登氏の振付作品『仄仄』、台湾・高雄の国際ダンスフェスに参加へ
陸上自衛隊が米比海兵隊との実動訓練「カマンダグ26」への参加を発表 6月15日からルソン島で実施