台湾鉄道の駅弁、30種類も! 3,500万元の売上達成 人気No.1はあの"ダブル主菜弁当"
台湾鉄道が今年1-9月期に手がけた30種類の特製駅弁シリーズのヒット商品の一つ。(画像提供:台湾鉄道公式サイト)
今年の駅弁売上が絶好調!
台湾鉄道管理局は、2024年1月から9月までの新作駅弁売上が3,447万5,798元(約1億4,930万円)に達したと発表。期間中に開発された30種類の特製駅弁が、乗客の心と胃袋をしっかりつかんでいる。
大人気の「好事成双弁当」が快進撃
高雄レストラン部門が送り出した「好事成双弁当」(120台湾元、約520円)が予想以上の人気を博している。カリッと揚がった黄金とんかつと香ばしい魚フライという贅沢なダブルメイン、さらに味しみ煮卵、豆干の丁香炒め、サクサク春巻き、季節野菜2種という豪華な内容で、発売以来5か月連続で月間売上100万元を突破する快挙を達成!
台鉄好事成双便當(画像提供:台湾鉄道公式サイト)トレンド満載!新時代の健康駅弁が登場
10月17日には、台北レストラン部門から「茶香燻鶏弁当」が新発売。茶葉でスモークした鶏もも肉をメインに、白米と赤キヌア、玄米をブレンドした進化系ご飯、彩り豊かな野菜を組み合わせた、現代人の健康志向にマッチする新スタイルの駅弁として注目を集めている。
観光局や各地方自治体、さらには日本の鉄道会社とのコラボレーションも積極的に展開。期間限定の特製駅弁を通じて、台湾各地の食材や食文化を発信している。
台湾旅行の際は、ぜひ列車の車窓から見える美しい景色とともに、進化を続ける台湾駅弁の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。手頃な価格で本格的な台湾グルメが味わえる、まさに"走る台湾レストラン"を、あなたも体験してみて!
編集:佐野華美
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