楽天 台湾の18歳右腕・蕭齊(シャオ チ)選手と育成契約! チーム内4人目の台湾選手に

台湾の有望株・蕭齊投手が東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。(資料写真,黃信維攝)

北楽天ゴールデンイーグルスは2日、台湾プロ野球の新人選手選択会議に参加せず、海外挑戦を選択していた台湾・穀保家商の18歳右腕投手・蕭齊と育成契約を結んだと発表した。これにより、チーム内の台湾選手は4人となる。

楽天には蕭を含め、育成の王彥程、投手の宋家豪が在籍。日本ハムには育成の孫易磊、ヤクルトには台日ハーフの育成選手・高橋翔聖、巨人には育成の黃錦豪が所属している。オリックスは1日にU18台湾代表エースの陳睦衡の入団会見を実施。今年のドラフトでは林冠臣が西武に、陽柏翔が楽天に指名され、さらにソフトバンクとの契約が報じられている張竣瑋を加えると、来季の台湾人選手は10人規模となる見込みである。

オリックスは先日、U18アジア選手権台湾代表エースの陳睦衡を獲得。1日の大阪での入団会見で二刀流挑戦の可能性を問われた陳は、「まず投手としての役割を果たすことに専念したい。将来、機会があれば挑戦したい」と述べた。大谷翔平については「世界最高峰で輝く素晴らしい選手。自分も彼のように目標に向かって頑張りたい」と語った。

蕭齊は197センチの長身から150キロ超の速球を投げ込む右腕。高校3年間でU18代表入りは果たせなかったものの、常に海外球団からの注目を集めており、今回の契約につながった。

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