マンション1室とチケット6枚を交換!ジェイ・チョウファンの破天荒な提案 本人「交渉進行中」
ジェイ・チョウ、12月に台北アリーナでコンサート開催へ(出典:Facebook「周杰倫 Jay Chou」より)
15万枚即完売、異常な転売価格に
台湾の歌手ジェイ・チョウ(周杰倫)の「カーニバル」ワールドツアー台北公演のチケットが23日に発売され、約15万枚が瞬時に完売。その直後、転売サイトでは定価の10倍以上、1枚あたり100万円超えの価格で出品される事態に。そんな中、驚きの交換条件が提示され、話題を呼んでいる。
「マンション」と「6枚連番」の交換を提案
27日、5.8万人が参加するFacebookグループ「ジェイ・チョウコンサート2023チケット売買プラットフォーム」に投稿された内容が波紋を呼んでいる。投稿者は12月7日公演のA4区画1列右上もしくはA3区画1列左上の6枚連番(定価計4万1280台湾ドル)との交換条件として、高雄市楠梓区の物件を提示。「権利証での確認可能」「詐欺ではない」と強調している。
SNSで巻き起こる議論
この異例の提案に対し、SNS上では様々な意見が。「世界が私の想像通りに狂っている」「物件の詳細や写真を掲載すべき」「ジェイ・チョウの引退公演でもあるまいし」など。また、「1人4枚までの購入制限がある中、6枚連番は2人での購入が必要。権利証はどう分割するの?」という実務的な指摘も。
投稿者「夢の実現に価値はある」
投稿者は批判的なコメントに対し、「コンサートに行けないと死ぬわけではない。恋人がいなくても、家や車を持っていなくても、海外旅行に行けなくても死なない。でも、自分の夢を叶えることを否定しないで」と反論。さらに「実際には自分一人が行きたいだけ。隣の席は空けておきたい。目立つから」と本音も。
楠梓区の不動産相場は?
高雄市楠梓区は台湾TSMCの工場進出により不動産価値が上昇している地域。不動産専門家の呉凱文氏によると、築10〜20年、4〜7坪のワンルームで100〜170万台湾ドル、高雄科技大学付近の築20年超、9坪程度で130〜150万台湾ドルの取引実績があるという。「地域最小規模の物件でも、コンサートチケットの定価と比べれば数百万円規模の価値がある」と指摘している。
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