2月11日、台湾人女性が新千歳空港で保安検査を受けた際、保安検査員が彼女が荷物を取る時に背後から抱きかかえ、乳首を摘むという事件が発生した。その後、検査員は「ありがとう」と言い、彼女は怒って大声で助けを求めたが空港スタッフの反応はなく、時間に追われていたため現場で通報できなかった為、後に適切なルートで苦情を申し立てた。このニュースが明るみに出ると議論を呼び、北海道警察は通報を受けて直ちに捜査を開始し、27日に逮捕に至った!
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新千歳空港保安検査員によるセクハラ事件の顛末
当時、この女性は警報音が鳴り、ブーツを脱いでから再度検査を受けるよう求められ、異常がないことを確認して荷物を取ろうとしていたが、突然その保安検査員に背後から抱きかかえられ、右胸を一度摘まれた。相手はさらに「ありがとう」と言ってブーツを彼女に手渡した。
この女性は恐怖の中、その場で大声で質問し、英語で怒鳴ったが、空港スタッフは全く反応せず、誰も通報を手伝ってくれなかった。飛行機に乗る時間に追われていたため、彼女はその場で告発することができず、その保安検査員の名前を記録するだけで、仙台に到着してから正式に苦情を申し立てる計画だった。
セクハラ保安検査員は逮捕!なんと弁明:「本当に覚えていない」
『北海道放送』の報道によると、被害女性は2月14日、つまり事件発生から2日後に外交ルートを通じてセクハラ被害を訴えた。外交官からの通報を受けた北海道警察はすぐに捜査を開始し、事件発生から約2週間後の2月27日、27歳の保安検査員は逮捕へ。
報道によると、このセクハラ保安検査員は北海道北広島市に住んでおり、警察の取り調べの間、セクハラの疑惑を固く否定し、「彼女の胸を触ったかどうか本当に覚えていない」と述べた。警察は引き続き、この男性の動機および彼が犯した可能性のある他の犯罪について捜査を進めている。
日本の法律によると、他人に対する不適切な身体接触、例えば強制的な抱擁、胸部やお尻などのプライベートな部位への接触は、日本の『刑法』第176条の強制わいせつ罪に該当し、6ヶ月から10年の有期懲役に処される可能性がある。
編集:佐野華美
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