台湾の女性が昨日(11日)、新千歳空港のセキュリティチェックにて、係員に背後から抱きつかれ、乳首をつねられ、その後「ありがとうございます」と言われるという事件が発生。女性は大声で助けを求めたものの、空港職員からの反応は皆無であった。時間に追われていたため警察への通報はできなかったが、当該セキュリティ係員の名前を記憶しており、仙台到着後に苦情を申し立てる予定である。この件が明るみに出ると議論を呼び、日本で性的嫌がらせに遭遇した恐ろしい経験を持つ多くのネットユーザーが体験を共有している。
新千歳空港での性的嫌がらせ事件!セキュリティ係員が乳首をつねり、感謝の言葉
あるネットユーザーが昨日、Threadsに投稿した内容によると、2月11日午前7時50分頃(台湾時間午前6時50分頃)、新千歳空港の国内線セキュリティゲートDにて、上着と手荷物を検査台に置いてゲートを通過した際、警報音が鳴り、係員に靴を脱いで再度通過するよう指示された。係員が問題なしと頷いたのを確認後、荷物を取りに行った際、突如として背後から係員に抱きつかれ、右乳首をつねられ、「ありがとうございます」という言葉とともに左手で靴を渡されたという。
投稿者は驚愕し、即座に英語で叫び声を上げたが、「空港職員全員が英語を理解できないふりをし、彼も言い訳で逃れようとした。私が狂っていると言われたかもしれない」。しかし投稿者は、人々の前で大声で叫び、何度も質問を投げかけ続けた。「さもなければ、彼がいつまで横暴を続けるか分からない。人生で初めての性的嫌がらせを受け、極度に怒りを感じた」。投稿者は、フライトが7時50分発であったため、「時間に追われていなければ、その場で必ず警察に通報し、他人への同様の行為を阻止したかった」と述べている。
投稿者はその後、当該係員の身分証を確認し、名前を確認した。「彼は抵抗せず、うつむいたまま仕事を続け、隣の人に日本語で何か説明していた。この間、誰も介入してこなかった。誰かに警察を呼んでもらえると思いますか?皆、セキュリティチェックと飛行機に急いでいた」。投稿者は、性的嫌がらせの現場での被害者の無力さを嘆き、セキュリティチェックポイントは部外者が立ち入れない場所であり、周囲の人々も顔を見合わせるだけで沈黙を保っていたと述べている。 (関連記事: 性的暴行容疑の元国会議員に執行猶予判決、12歳少女への犯罪に国民怒り止まず | 関連記事をもっと読む )
携帯電話は預けていたため、係員の身分証を撮影することはできなかったが、名前は記憶しており、「仙台到着後に正式に苦情を申し立てる」とのこと。さらに心痛むのは、助けを求めて叫んだ際に、いかなる支援や同情的な眼差しも得られなかったことだ。パートナーはセキュリティゲートの向こう側におり、「何が起きたのか分からず困惑していた。今後は女性は伴侶に先にセキュリティゲートを通過してもらうべきということか。また一つ、女性だけが気をつけなければならない生活の知恵が増えた」と述べている。
![台灣一名民眾在日本新千歲機場經過國內安檢時,竟遭安檢人員性騷擾。(圖/翻攝自Threads) 台灣一名民眾在日本新千歲機場經過國內安檢時,竟遭安檢人員性騷擾。(圖/翻攝自Threads)](https://image.cache.storm.mg/styles/smg-800xauto-er/s3/media/image/2025/02/12/20250212-023936_U27739_M1030956_2d24.jpg?X4IVTn9wv4ppIFO2s0v7CAez5lEXfz9V&itok=t7Ih-75F)