賴清徳総統、愛犬の脚切断に心痛め 斑斑への義足装着を検討したことも

賴清徳総統が保護犬の斑斑とMurphyを引き取り、総統官邸で暮らし始めている。写真は蔡英文前総統が手作りビーフジャーキー・フードボウル・おもちゃボールなどの贈り物をした様子。(総統府提供
目次

賴清徳総統が引き取った2匹の保護犬、斑斑とMurphyは総統官邸での生活を始めている。仕事後におやつを与えて絆を深めるだけでなく、2匹と一緒に運動や愛犬の触れ合いの様子を自ら記録。斑斑は左前脚を罠により切断しており賴清徳は義足の装着も検討していたことも。

愛犬との生活

賴清徳は通常、仕事後に斑斑とMurphyと触れ合ったり、愛犬たちの食事の健康管理を行っている。『風傳媒』の「ペットについての質問」に対し、賴清徳は「このドッグフードは良質で、鶏むね肉が入っている」と語った。また、食後には牛肉や鶏肉ジャーキー・アヒルの気管などのおやつを与え、愛犬たちにおいしいおやつの時間を楽しませている。

「ペット」との触れ合いについて、賴清徳は天気が良ければ斑斑とMurphyを連れて散歩に出かけ、運動させていると述べた。

愛犬たちの適応状況について、活発な斑斑は既に官邸の新しい環境に完全に順応している一方、人見知りのMurphyは比較的臆病で繊細な性格だという。性格の異なる2匹は互いの良き友となり、一緒に走り回って元気な姿を見せている。賴清徳も傍らで愛犬たちの触れ合いの様子を撮影・記録しており、「スマートフォンで2匹が挨拶している様子を撮影している」と語った。

3歳の斑斑は以前保護犬で、左前脚を罠により切断していた。屏東県動物之家の開所式当日に賴清徳がその場で引き取りを決めた。賴清徳は、義足の装着を検討したことを認めながらも、斑斑の切断部位が高く義足を装着すると関節の可動域が一つ減ってしまうと説明。「当時、多くの意見を聞いたが、最終的に屏東動物收容之家の所長が現状維持を提案し、我々はその意見を尊重することにした」と語った。

台湾ニュースをもっと深く: 風傳媒日本語版Xをフォロー👉 @stormmedia_jp

タグで探すおすすめ記事