日本は常に台湾人に人気の観光地であり、日本観光局の統計によると、2024年には604万人の台湾人が日訪日へ。しかし最近、台湾からの観光客に対して、に日本人があまり友好的でないという指摘も。長年台湾に住む日本人作家によると、台湾人の何気ない行動、例えば一般的な口癖でさえ、悪印象になる可能性があるという。
日本人が最も嫌う4つの行動、これらは要注意!
台湾在住の日本人ライター「日本人のおじさん」がFacebookで、台湾人が無意識に犯しがちな4つのタブー行為をまとめた:
1. 口癖の「は?」は挑発的に聞こえる可能性がある
台湾人は相手の話が聞き取れない時に「は?」と言う習慣があるが、これは台湾では一般的だ。しかし日本人にとって、この言葉には強い不満や軽蔑・挑発の意味が感じられ、喧嘩を売られているように聞こえる。
おじさんは台湾生活が10年を超えても、この言葉を聞くたびに不快に感じると率直に語り、日本人は一生この言葉に慣れることができないかも、と。台湾人旅行客に対して、疑問を表現したい場合は「え?」と言う方が柔らかく聞こえ、敵意があり誤解されないとアドバイス。
2. 公共の場での子供の騒ぎ声を放置する
日本社会では「他人に迷惑をかけない」という考え方が非常に重視されており、親は公共の場での子供の行動に厳格だ。電車や飲食店などでは、子供に静かにするよう求め、騒ぎすぎる場合は直接叱られることも…。
一方台湾では、子供がテーブルを叩く、食器で物を叩く、イヤホンなしでスマートフォンの動画を見るなど一般的。親は特に注意したりしないことが多い。おじさんは、子供よりも、子供の不適切な行動を止めない親の方が日本人には不評だと強調。このような状況が発生した場合、周囲の人々から親が直接注意されたり、不友好な態度で接されたりする可能性がある。
3. 公共の場で、大声での通話・スピーカーフォン使用
台湾では、大声での通話や音楽再生・動画視聴時のスピーカーフォン使用は、時に白い目で見られることはあるものの、比較的一般的な現象だ。しかし、これらの行為は日本では大きなタブーに。日本で旅行客が大声で通話したり、スピーカーフォンを使用したりした場合、店舗側が直接注意することは少ないものの、サービスの態度や質が明らかに低下し、間接的に不満を表すことも。
4. 食事時の咀嚼音
台湾と日本の両国で、食事の「咀嚼音」を嫌う人々がいる。だだ、日本人の方がより許容度が低く非常に不快に感じ、その人への印象にも影響を与える可能性が。
台湾人が思い込んでいる日本の「タブー」は実は誤解!
さらに、おじさんは台湾人が誤解している2つの日本の「タブー」について説明:
誤解1:居酒屋では必ずお酒を注文が必要で、食事だけの注文は不可
多くの台湾人は、日本の居酒屋では必ずお酒を注文しないと失礼だと考えているが、おじさんはそのような規則を聞いたことも見たこともないと笑って話す。客が食事だけを注文し、お酒を飲まなくても、店は通常通りサービスを提供し異様な目で見られることもないだろう。
誤解2:ラーメンのスープは飲み干すのが基本的マナー
台湾人はラーメンのスープを飲み干すことが店への敬意を示すことだと考え、これを日本の食文化の一部として捉えている。だか、おじさんによると、日本にはそのような規則は全くなく、むしろ彼自身を含む大多数の日本人は、塩分やカロリーを気にしスープを残すことも。
編集:佐野華美 (関連記事: ベトナム在住8年を経て台湾へ 日台ハーフのAkariさん、自身の経験を若者たちへ | 関連記事をもっと読む )
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