観光庁が最近、台湾全土の各県市における今年(2024年)1月から7月までの訪問者数を発表した。人口最多の新北市では「三井アウトレット」が首位を獲得、わずか7ヶ月で507万人の訪問者を集め、淡水金色水岸や瑞芳九份老街などの有名な観光地を抑えて、再び首位を維持した。
2024上半期 新北市観光スポットTOP5
以下訪問者数について
- 林口三井アウトレット 累計507万人
- 新莊宏匯広場 417万人 初めてランクイン
- 淡水金色水岸 累計255万人
- 九份老街「瑞芳風景特定区」 217万人
- 八里左岸公園
新北市最強の観光地、淡水老街や九份をも上回る!
林口三井アウトレットは2016年のオープン以来、常に大勢の人々を惹きつけてきた。昨年(2023年)には新北市で最も人気のある観光地となり、年間842万人を集客。今年は7月までに、昨年の年間訪問者数に近い数字を記録している。
さらに期待されるのは、三井アウトレット林口第2館が11月14日に正式オープンすることだ。第1館と第2館は空中歩道で接続され、より広い買い物空間を提供し、合計約300店舗へ。第2館の専門店面積は8,000坪以上で、3フロアに分かれている。1階は地域の生活に必要な大型専門店が計画されており、「無印良品」「UNIQLO」「GU」など。2階はアウトレットブランドと食事に適した大型レストランを強化し、林口初の食べ放題「饗食天堂」や、衣料品、寝具、靴店、マッサージチェアなどの家庭生活用品がある。3階は日系アウトレットのスタイルを継承し、大型の安価な100円商品を扱う大創傘下の「DAISO」「THREEPPY」「Standard Products」が同時出店し、さらに親子向けエンターテイメント施設「トムズワールド」なども。Googleのレビューを見ると、三井アウトレットは4.2星の高評価を獲得している。
訪れた人々は「アウトレット全体が広々として清潔で、あらゆるブランドが揃っており、ファッションから生活用品まで簡単に見つけることが可能。さらに、買い物に疲れたら食事を楽しむ場所を見つけられるので非常に便利。全体的に、林口三井アウトレットは大人の買い物天国であるだけでなく、子供たちも楽しめる場所」「林口アウトレットがあるおかげで林口は退屈しないし、空港MRTで行けるのでとても便利」「家族全員で買い物をしたり時間を過ごしたりするのに適した場所」「全体的に空間が広々として、多くの美味しいレストランもあり、他のショッピングモールと比べて重複も少ない。再訪する価値がある」「ショッピング!グルメ!レジャー!エンターテイメント!家族連れにも!第一のショッピングモールの選択肢!全体的な室内外の空間が非常に快適で便利だ!」などと絶賛の声が多数だった。
編集:佐野華美 (関連記事: 台湾の経済情勢は好調だが、なぜ工場や商店の廃業件数が急増しているのか? | 関連記事をもっと読む )
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