「すしを愛でる」展が台南で開催 著名人講演では食文化を紹介
国際交流基金の世界巡回展「すしを愛でる」が台南市立図書館新総館で開催。寿司をテーマに日本の食文化を紹介。(台南市日台文化友好交流基金会提供)
国際交流基金世界巡回展「すしを愛でる」展が台南市立図書館新総館で開催中だ。
台南市日台文化友好交流基金会・李退之理事長は、中央通信社の記者に対し、今回の展示会は寿司をテーマに日本の豊かな食文化を深く紹介するもので、移動式寿司博物館の形式で発展の過程を示していると述べた。寿司模型と浮世絵の複製画・精巧な寿司模型や、仮想寿司店の対話型装置を組み合わせ、来場者に視覚・触覚・知識の面から寿司の魅力を伝えている。又、食品ロス削減コーナーなども展示。日本の寿司文化の多様な側面を知ってもらえるよう期待が高まる。
李理事長は、展示会に合わせて日本の有名な寿司チェーン店「すしざんまい」の創業者である木村清氏を初めて台湾に招き、「江戸前寿司の食の魅力とESGの持続可能な実践」をテーマに講演会を開催したと述べた。企業経営の経験から、寿司業界でどのようにESG(環境、社会、企業統治)の理念を実践しているかを共有し、多くの寿司愛好家や飲食店経営者が参加した。
李理事長によると、木村氏は美味しい寿司は質の高い食材だけでなく、環境と社会に対する責任からも生まれると考えており、寿司を楽しむと同時に環境保護の問題にも注目してほしいと述べた。講演の内容は、台湾の人々が日本の和食文化と現代の企業責任の結びつきをより深く理解する機会となり、日台文化交流の深化に大きな意義があると言及した。
「すしを愛でる」展は台南市立図書館新総館6階で10月13日まで開催される。

すしざんまい創業者木村清氏(前)を招いて講演会を行った。(台南市日台文化友好交流基金会提供)
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