AIと感情コンピューティングを手がけるスタートアップ・OVOMINDは、9月25日から28日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025」(TGS2025)にて、世界初となる感情駆動型AIテクノロジーを発表する。プレイヤーの感情をリアルタイムで解析し、NPCの挙動やゲーム環境を動的に変化させるジェネレーティブAIシステムを搭載。最新SDKではUnreal EngineやUnityなど主要ゲームエンジンとの統合を強化し、アクションゲームからストーリー重視の作品まで幅広く活用可能とする。

さらに、総額100万ドル規模の開発者支援プログラム「Ovomind Founder’s Program」を始動。世界中のゲームスタジオを対象に、メンタリングやパブリッシャー紹介などを通じた包括的なサポートを行う予定だ。OVOMINDは9月26日・27日のビジネスデイに第9ホールAIパビリオン【09-W99】のGAMEBOXブースへ出展し、新作デモ『Dead Shadows』を公開。CEOヤン氏自らが来場者に向けて技術解説を行う。
一方、オーストラリアのインディー開発スタジオArkimAは、物理パズルとeスポーツを融合させたパーティーゲーム『TopplePOP』をTGS2025で初披露する。本作は現在Steamで早期アクセス配信中で、直感的な操作性と奥深い戦略性を併せ持ち、日本の90年代パズル対戦ゲームから着想を得たタイトルだ。
また、Nintendo Switch版の初試遊も可能となる。会期中はHALL 11「Selected Indie 80」ブースE-65、HALL 08「一般展示」Graphブース08-N04、幕張イベントホール「Asoviva!」ファミリーゲームパークA-10の3カ所で体験できる。特に「Selected Indie 80」ブースでは、開発チームとの交流機会や特製コレクションアイテムも用意される。
編集:梅木奈実 (関連記事: 東京ゲームショウ2025、会場マップを公開 幕張メッセ全館でeスポーツ・VR・インディーゲームを展開 | 関連記事をもっと読む )
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