トップ ニュース 「AKOMEYA TOKYO」ニュウマン高輪に新店舗開業 米文化を中心に地域と世界をつなぐ拠点へ
「AKOMEYA TOKYO」ニュウマン高輪に新店舗開業 米文化を中心に地域と世界をつなぐ拠点へ NEWoMan高輪の開業に合わせて「AKOMEYA TOKYO」35店舗目が出店。米の量り売りや限定商品を通じ、日本の食文化を発信する拠点となっている。(写真/黃信維撮影)
JR 東日本がまちづくりを進める高輪ゲートウェイ駅周辺に 9 月 12 日、商業施設「 NEWoMan 高輪」が開業した。館内にはライフスタイルショップ「 AKOMEYA TOKYO 」の新店舗がオープンし、国内 35 店舗目となる。約 1,950 点の商品を揃え、食品と雑貨を中心に展開。人気の米の量り売りコーナーも設置され、銘柄を好みに合わせて選び、精米度も調整できるのが特徴だ。ブランドマーケティング部長の柘野英樹氏は「 AKOMEYA TOKYO はお米を中心としたブランド。他にはない体験をここで提供していきたい」と語った。
NEWoMan高輪の開業に合わせて「AKOMEYA TOKYO」35店舗目が出店。米の量り売りや限定商品を通じ、日本の食文化を発信する拠点となっている。(写真/黃信維撮影)
地域と世界をつなぐ食文化の発信拠点に 新店舗では、贈答文化を意識した「メッセージ米」や、ご飯に合う約300種の調味料を用意。限定200セットの「祝袋」も販売され、炊き込みご飯の素や出汁など人気商品を詰め合わせた(※祝袋はすでに完売)。柘野氏は「お米を中心に食の楽しみを広げていきたい」と強調した。
石川復興を願う酒器を初披露 開業記念として、能登半島地震で被害を受けながら酒造りを続ける石川県・櫻田酒造の銘酒「大慶」をより美味しく味わうための酒器が初披露された。300年以上の歴史を持つ県内の鋳物メーカー「金森合金」と共同開発した限定商品で、“循環型ものづくり”を体現した取り組みとなる。柘野氏は「震災の記憶は時間とともに風化してしまう。食を入り口に作り手の思いを伝え、復興を応援したい」と述べた。
施設コンセプトに掲げられる「 100 年先の未来を見据え、地域と世界をつなぐ」という理念と重ね、柘野氏は「地域とのつながりを深めながら、日本の食文化を発信する拠点にしたい」と述べた。
NEWoMan高輪の開業に合わせて「AKOMEYA TOKYO」35店舗目が出店。米の量り売りや限定商品を通じ、日本の食文化を発信する拠点となっている。(写真/黃信維撮影)
海外客への発信と台湾への思い 開業初日には多くの来場者が訪れ、賑わいを見せた。柘野氏は「普段出会えないお客様や海外の方との新しい接点が生まれる。ブランドをより広く知っていただく場にしたい」と語った。特に台湾を含むアジアからの旅行者については「現在、台湾の蔦屋書店にも商品を卸している。旅行者にとって食は大きな楽しみ。商品を通じて地域や作り手の思いを知り、その地域を訪れるきっかけになれば嬉しい」と期待を寄せた。
さらに台湾の読者に向けて「NEWoMan 高輪には全国各地からこだわりの商品が集まっている。旅行の際にはぜひ立ち寄り、日本の食文化の多様さや込められた思いを体験してほしい 」と呼びかけた。
NEWoMan高輪の開業に合わせて「AKOMEYA TOKYO」35店舗目が出店。米の量り売りや限定商品を通じ、日本の食文化を発信する拠点となっている。(写真/黃信維撮影)
人気商品と今後の展望 人気商品として、島根県飯南町産「コシヒカリ」が紹介された。「甘みがあってもちっとした食感が特長の最も売れ筋の銘柄です」と柘野氏は説明。また、30万食以上を販売した調味料「ごま和え胡麻」や、出汁や炊き込みご飯の素など、日常的に取り入れやすい商品群も紹介された。
NEWoMan高輪の開業に合わせて「AKOMEYA TOKYO」35店舗目が出店。米の量り売りや限定商品を通じ、日本の食文化を発信する拠点となっている。(写真/黃信維撮影) 今後の展望について、柘野氏は「高輪ゲートウェイエリアは新しい人の流れや海外からの来訪者が増える。ここを起点に地域の魅力を発信したい」と意気込みを語った。「NEWoMan高輪は新しい発見と出会いを提供する商業施設。ここから日本の食文化を世界に広げていきたい」と結んだ。
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