東京・豊洲の水に入るミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」において、2026年3月1日(日)から4月30日(木)までの期間限定で、2つの巨大空間に桜が咲き渡る春の特別展示が開催される。
刻々と変化する「今、この瞬間」だけの桜の宇宙
展示される作品の一つ「Floating in the Falling Universe of Flowers」では、1年間の花々が時間と共に変化しながら咲いては散る生命の宇宙が広がり、期間中は満開の桜が咲き誇る。鑑賞者が寝転んだり座ったりして滞在することで、身体が浮遊し、世界と一体化していく感覚を味わえる。
花は生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて死んでいくという誕生と死滅の永遠の繰り返しを表現している。また、来場者が裸足になって水の中を歩くもう一つの作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」では、無限に広がる水面を泳ぐ鯉が水中の人々や他の鯉の存在に影響を受けながら泳ぎ、人々にぶつかると桜となって散っていく演出が行われる。鯉の泳ぐ軌跡によって水面に線が描かれ、季節とともに移り変わる花々が空間を彩る。
これらの作品は、あらかじめ記録された映像を再生しているのではなく、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けており、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら常に変容し続けるため、全体として以前の状態が複製されることはない。今この瞬間の絵を二度と見ることはできない一期一会の体験だ。
「旅行業界のアカデミー賞」を2度目の受賞、累計来館者1000万人を突破
同館は昨年、年間約251万人の来館者を記録し、10月には累計来館者数が1000万人を突破した。さらに、1993年に設立され、旅行業界の専門家および一般消費者による世界200カ国以上の投票によって選出される旅行業界の最も権威ある賞の一つであり、ウォールストリートジャーナル紙にも「旅行業界のアカデミー賞」と評される「ワールド・トラベル・アワード」において、「アジアを代表する観光名所2025」を受賞した。アジア部門の候補には、カンボジアのアンコール寺院、インドのタージ・マハル、中国の万里の長城、日本の東京皇居などアジアを代表する名所が並んでおり、その中からの選出となった。
同館の受賞は2023年に続いて2回目となる。なお、2025年の年間来館者数に関して、東京のチームラボ全体では約420万人を記録しており、その内訳はチームラボボーダレスが約169万人、チームラボプラネッツが約251万人となっている。
2025年1月のエリア拡張で体験がさらに進化
チームラボプラネッツは2025年1月に面積を約1.5倍に拡張し、新エリアをオープン。絶滅した動物を観察する「つかまえて集める森」や、立体的な思考を促す「運動の森」など、20以上の作品群が新たに公開されている。
また、来館者が作品空間で描いた絵をオリジナルのプロダクトにして持ち帰ることができる「スケッチファクトリー」も新設された。さらに、屋外スペースも大規模にリニューアルされ、「Vegan Ramen UZU Tokyo」を楽しむことができる「Black Emptiness Table」などが設けられている。
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編集:小田菜々香
















































