梅雨明け早まり「夏の肌ダメージ」対策前倒しへ 曇りの日も紫外線に注意

今年の夏は早い梅雨明けで6〜8月の紫外線対策が急務となり、美容市場の拡大に伴い日傘などの対策グッズを求める男性の需要が急増している。(写真/想想論壇提供,陳威臣撮影)
今年の夏は早い梅雨明けで6〜8月の紫外線対策が急務となり、美容市場の拡大に伴い日傘などの対策グッズを求める男性の需要が急増している。(写真/想想論壇提供,陳威臣撮影)

これから本格的な夏を迎えるにあたり、今年は梅雨明けが例年より早く、夏模様が早く訪れると予想されているため、6月から8月の紫外線に特に注意が必要になってくる。また、紫外線の量は暑さとは関係が少なく、快晴や晴れの日だけでなく、薄曇りや曇りの日でも紫外線対策は重要である。

気象庁などのデータによると、東京における2025年のUVインデックス月平均値は7月が7.6、6月が6.7、8月が6.9となっており、この時期は紫外線が非常に強い時期に該当する。天候による紫外線の強さの違いを見ると、曇りの日であっても快晴の日の約60%の紫外線が降り注いでいるため、晴れている日はもちろん、特に男性は曇りの日の紫外線対策を怠りがちであることから注意が求められる。一般的な紫外線対策としては、日焼け止めや日傘、帽子などが挙げられる。

男性にも広がる紫外線対策、見落としやすいUVAの影響

男性の美容市場が拡大している昨今、女性だけでなく、男性も紫外線を気にする時代となっている。東京都が2025年に実施した日傘利用に関する都民アンケートの結果を見てもそのことが窺え、今年の夏に日傘を使っているかという問いに対して、女性の91%に対して男性も44%が使用していると回答した。さらに、今後日傘を使ってみようと思うかという問いに対しては、49%が使ってみたいと回答しており、使わないの45%を上回る結果となった。こうした男性の紫外線対策需要の高まりを受け、多くの企業からスタイリッシュな見た目や男性の肌に特化している男性向けの紫外線対策グッズが登場している。

例えば、日本経済新聞の報道によると、ファンケルが男性用日焼け止めを4月に発売し、紫外線対策の需要を吸収しようとしているほか、資生堂メン(SHISEIDO MEN)やDUO MENの日焼け止め、Wpc. IZAやウォーターフロント(Waterfront)の日傘などが展開されている。

上記のグッズは紫外線の防御率がかなり高いとされているが、通常の「日焼け止め」や「「日傘」では完全に防ぐことが難しい紫外線が存在する。地上に届く紫外線の約95%を占め、浸透力が非常に高い「UVA」のほか、UVA(320〜400nm)の中でもさらに長い波長(380nm〜400nm付近)でさらに浸透力が高い「ウルトラロングUVA」がある。また、空気中の分子やチリに当たって四方八方に飛び散り、横や斜めから入り込む「散乱光」は、日傘だけでは防ぎにくい性質を持つ。特に「ウルトラロングUVA」は、肌の土台である真皮をさらに突き抜け、皮下組織にまでダメージを与え、肌の深い影と呼ばれる深刻なたるみの原因を作り出している。男性の肌は、女性に比べて保水力が低く、さらに髭剃りなどで肌表面の角質層が削り取られてしまう。その影響でバリア機能が低く、紫外線の浸透を許しやすいため、より注意が必要となる。

紫外線による肌トラブルを防ぐケアのポイント

ゴリラクリニック銀座ANNEX院の院長である太田博之医師は、紫外線が与える被害とケアについて次のように指摘する。紫外線を浴びることは軽度な炎症や火傷をしている状態であり、放置していると3〜4日でシミの生成、その後たるみやしわの悪化を引き起こす。ひどい場合には、皮膚がんまで引き起こす可能性があるほど危険であるため、肌を冷やしてあげること(クーリング)や保湿ケアが有効的となる。また、ビタミンCなどの内服も有効的である。なかでも、日焼け止めの使用法には注意が必要であり、SPF値30やSPF値50と書いてある商品が多いが、SPF値50は紫外線ブロック効果が強く、塗り直しは必要ない。ただし、日焼け止めもしっかり落とさないと肌荒れの原因となるため、クレンジングが必要となると説明している。

編集:小田菜々香

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