今年の台風6号(チャンミー(Jangmi、韓国命名))が27日午前、発生した。日本の気象庁と台湾の中央気象署の最新観測によると、フィリピンの東の海上にあった熱帯低気圧が台風に発達した。今後は北西方向に進み、沖縄付近の海上へ向かう見通しだ。
気象専門家は、台風が台湾に直接上陸する可能性は低いとみている。ただし台湾では、週末以降、梅雨前線と台風周辺の湿った空気の影響を相次いで受け、天気が大きく変わる見込みだ。
金曜日には梅雨季の第4波となる前線が南下し、台湾全土で雨が降り、気温も下がる見通し。さらに来週月曜から火曜にかけては、台風6号の周辺を回る湿った空気の影響で、北部と北東部を中心に雨が降りやすくなる。
台風6号発生 沖縄付近で北東へ転向か
中央気象署の進路予測図と最新の米国モデルによるシミュレーションでは、台風6号は現在、グアムの南西の海上を北北西に進んでいる。来週月曜、6月1日には、沖縄の南東海上に達する見通しだ。
気象専門家の呉徳栄氏は、台湾の気象関連団体に寄せたコラムで、アンサンブル予報の平均進路を見ると、台風6号は沖縄付近に接近した後、次第に北東へ向きを変える可能性があると指摘した。
現時点では台湾への直接的な脅威はないとみられる。ただし、進路予測にはなお大きな幅があり、中央気象署は引き続き台風の動向を注視している。

40度近い猛暑も 13県市に高温警戒情報、台東はフェーン現象に注意
天気が崩れる前の27日と28日は、台湾全土が引き続き太平洋高気圧と強い暖気団に覆われる。大気は安定し、湿った空気の流入も少ない見込みだ。
呉氏は、この2日間の体感について「真夏のような猛烈な暑さ」と表現した。27日は各地で厳しい暑さとなり、最高気温が40度近くに達する地点もある見込みだ。28日は気温がやや下がるものの、引き続き厳しい暑さが続く。
中央気象署は、台湾の13県市に高温警戒情報を出した。
赤色シグナルは、38度以上の極端な高温が続く恐れがある地域で、台南市と屏東県が対象となっている。
オレンジ色シグナルは、38度に達する恐れ、または36度以上が続く恐れがある地域で、台北市、基隆市、新北市、彰化県、雲林県、嘉義市、嘉義県、高雄市、花蓮県、台東県が対象だ。台北市では38度近くまで上がる可能性がある。
黄色シグナルは、局地的に36度以上となる恐れがある地域で、桃園市が対象となっている。
中央気象署は、台北都市圏、花東縦谷、中南部の内陸部では、日中の気温が広く32〜36度以上になるとして注意を呼びかけている。台東地域ではフェーン現象が発生する恐れもあり、外出時は日差しを避け、こまめに水分を補給するなど、熱中症対策が必要だ。

金曜は梅雨前線、週明けは台風周辺の湿った空気に注意
27日は晴れて厳しい暑さとなっているが、今後1週間は2段階で雨が降りやすくなる。急な天気の変化に注意が必要だ。
金曜日の5月29日は、梅雨季の第4波となる前線が南下する。台湾全土で雨が降り、気温も下がる見込みだ。雨は中部以北で特に目立ち、南部でも降水確率が大きく上がる。
土曜日の5月30日は、前線の構造が崩れながら南下し、バシー海峡付近へ移る。北部は雨のち曇りとなり、その他の地域でも局地的な一時雨が残る見込みだ。
日曜日の5月31日は、各地で曇り時々晴れの天気に戻る。ただし、中南部の山地では午後に対流活動が発達しやすく、一部の平地にも雨雲が広がる可能性がある。
来週月曜から火曜、6月1日から2日にかけては、台風6号の周辺を回る湿った北東風の影響を受ける。北部と北東部では局地的に一時雨が降りやすくなる。その他の地域はおおむね曇り時々晴れとなる見通しだ。
来週水曜から金曜、6月3日から5日にかけては、台風6号が台湾付近から遠ざかる一方、南西季節風が南シナ海に入り始める。台湾周辺の大気の状態は非常に不安定となり、午後の対流性雷雨の発生確率が日ごとに高まる見込みだ。

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編集:柄澤南 (関連記事: 出発前から旅気分!台湾・桃園空港「無料で楽しめる9スポット」が充実すぎると話題に | 関連記事をもっと読む )













































