勢力の強い台風が台湾に接近している。最新の気象情報によれば、台風18号(ラガサ)は現在、台東県の南東約1,400キロの海上に位置し、徐々に発達している。予測では、来週23日(火)にバシー海峡を通過する際に強さのピークを迎え、中度台風、さらには強い台風へと発達する可能性がある。
台湾への影響と風雨の時系列
台風18号が台湾本島を直撃する可能性は比較的低いとされるものの、広大な暴風圏と外側の環流は台湾各地に大きな影響を及ぼす見込みだ。影響期間は来週22日(月)から24日(水)にかけてで、特に23日(火)が最接近のタイミングとなる。
東部・南部:強風と大雨が予想され、山間部では豪雨による災害のリスクが高まる。
北部:暴風圏には入らない見通しだが、22日夜から23日にかけて強い突風や断続的な雨に見舞われる可能性がある。
沿岸部および澎湖諸島:最大で10級を超える突風が吹く恐れがある。
気象専門家の警告
専門家は「台風の進路は依然として変動の余地があり、風雨の規模や影響範囲には不確定要素が残っている。今後数日の最新情報に注意を払い、早めに防災対策を進めることが重要だ」と呼びかけている。 (関連記事: 気象予報》西太平洋に台風3つ同時発生 台風18号(ラガサ)、23〜24日にバシー海峡通過へ 台湾東部・南部は豪雨災害に厳重警戒 | 関連記事をもっと読む )
編集:梅木奈実
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