『桃鉄2』最速試遊、新プロジェクト始動、人気タイトルコラボも
「東京ゲームショウ2025」が9月25日に幕張メッセで開幕し、コナミデジタルエンタテインメントはブース出展を通じて最新作や特別企画を多数公開している。

シリーズ最新作『桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~』(11月13日発売予定)は、Nintendo Switch™2での国内最速試遊を実施。全国各地の名産品をモチーフにしたお祭り屋台風の展示で、来場者は東日本マップか西日本マップを選んでプレー可能だ。試遊者にはオリジナル手ぬぐいが配布され、開幕直後から長蛇の列ができる盛況ぶりとなった。

また、ホラー作品『SILENT HILL f』では「残置物展」と題した体験型謎解きが展開され、舞台となる町「戎ヶ丘」に残された品々を調査する没入感ある仕掛けを体験できる。参加者には特製ステッカーとポストカードが贈られた。
スポーツゲームコーナーでは、大谷翔平選手を起用した展示を展開。『パワフルプロ野球2024-2025』ではデフォルメされた姿を、『プロ野球スピリッツ2024-2025』ではリアルに再現された姿を操作できる。さらにドジャースと侍ジャパンのユニフォームを着用した巨大パネルや等身大フォトスポットも設置され、記念撮影を楽しむ来場者の姿が見られた。

加えて、9月26日のステージイベントでは、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を基盤とした新プロジェクト『ワイワイワールドCraft(仮称)』の始動が発表された。ゲストには芸人でゲーム開発者の野田クリスタルさんが登壇し、「誰でも簡単にオリジナルゲームが作れる時代が来た」と期待を寄せた。公開された映像には『悪魔城ドラキュラ』や『魂斗羅』シリーズのキャラクターが登場し、歴代KONAMI作品をベースにした多彩なゲーム制作が可能になる見通しだ。

さらに「遊戯王カードゲーム」と「eFootball™」シリーズのコラボレーションも始動。コラボ限定のネイマール選手が登場するキャンペーンや、限定カード・アイテムの配布が各タイトルで展開されている。会場では「遊戯王×eFootball™シリーズ スペシャルステージ」も開催され、俳優の萩原利久さん、GENERATIONSの片寄涼太さんがゲスト出演。『eFootball™』や『遊戯王 デュエルリンクス』のコラボイベントで会場を大いに盛り上げた。
このほか、「幻想水滸伝 STAR LEAP」や「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」などの新作展示やトークイベントも実施。会場のコナミブースは、試遊やステージ、限定グッズ配布を求める来場者で賑わいを見せている。
TGS2025は28日まで開催され、国内外のファンに向けて最新タイトルと多彩な企画が披露される。コナミの幅広い出展は、開幕から注目を集め、今後の展開への期待を一層高めている。
(C) Konami Digital Entertainment
編集:柄澤南 (関連記事: 「東京ゲームショウ2025」プレイステーション®ブース開幕 最新14タイトル試遊と豪華ステージイベントを展開 | 関連記事をもっと読む )
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