大創産業は9月26日、都内最大規模となる「ダイソー アルカキット錦糸町店」のリニューアルオープンにあわせ、同社初となる公式キャラクター「ダイゾー」を発表した。本発表会では、DAISO初の公式キャラクターを披露し、店舗内には等身大フィギュアやフォトブースも新たに設置された。また、2025年7月1日より「DAISO」「Standard Products」「THREEPPY」の3ブランド公式アンバサダーを務めるタレントの髙木悠未さんが登壇し、会場を盛り上げた。

さらに、約828坪と東京都内最大の売場面積を誇り、専門店さながらの豊富な品揃えを展開する同店舗の魅力も紹介された。《風傳媒》が現場で確認したところ、今回発表された公式キャラクター「ダイゾー」の展開は現時点で日本国内に限られており、海外展開は予定されていない。換言すれば、台湾のダイソー店舗に関する情報はまだない状況だ。

続いて大創産業 日本店舗運営本部 東関東地区部長の倉持幸治氏が挨拶に立った。倉持氏は「2002年のオープン以来、地域の皆さまに支えられてきた。今回、ダイソー、スリーピー、スタンダードプロダクツの3ブランドを揃えた基幹店として新たに生まれ変わることができた」と述べ、売場面積828坪という都内最大級の規模や、キャッシュレスレジの拡充など、店舗改装のポイントを説明した。そのうえで「都内最大の店舗で公式キャラクターを初披露できることを誇りに思う」と語り、感謝の意を示した。

続いて、公式アンバサダーの髙木さんと、同社 グローバルデザイン課課長の柳原達也氏が登壇し、キャラクター「ダイゾー」がベールを脱いだ。丸みを帯びたフォルムにブランドカラーのピンクをまとい、象をモチーフとしたデザインの「ダイゾー」が披露されると、会場は大きな注目を集めた。フォトセッションでは高木さんがぬいぐるみを手にキャラクターを紹介し、会場を和ませた。

キャラクターの詳細について、柳原氏は「ダイゾーは国内外の従業員からの公募392点の中から選ばれた。ブランドを象徴し、お客様に親しみやすさとワクワク感を伝える存在になる」と説明した。さらに同店ではステッカーやぬいぐるみ、キーホルダーなど関連グッズを先行販売し、順次全国展開する予定も明らかにした。「ダイゾーがSNSや店舗を通じて魅力を発信し、世界中で愛される存在になってほしい」と期待を込めた。
記念すべき発表の場となった錦糸町店は、今後「ダイゾー」を象徴に掲げ、新たなブランド体験を来店客に届ける拠点となりそうだ。
編集:柄澤南 (関連記事: ちいかわ×東京ばな奈『バナナプリンケーキ』がリニューアル 新キャラ含む全6種デザイン登場 池袋駅でポップアップ開催 | 関連記事をもっと読む )
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp