米国アカデミー賞公認でアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2025」は、10月22日から26日まで赤坂インターシティコンファレンスや東京都写真美術館など都内会場で開催される秋の国際短編映画祭のラインナップを発表し、チケット販売を開始した。
ベスト・オブ・ベスト30作品以上を上映
今年は、6月に開催されたSSFF & ASIA 2025でグランプリ(ジョージ・ルーカスアワード)を受賞した『破れたパンティストッキング』をはじめ、来年のアカデミー賞短編部門候補となる優秀作を含むベスト・オブ・ベスト30作品以上が上映される。
新たに導入されたワンデイパス方式では、観客が1日最大12作品を自由に楽しめる仕組みが用意されている。
菅井友香主演作が世界初公開
特別上映には、欅坂46・櫻坂46の初代キャプテンで女優の菅井友香が主演する『夢のつづき』『午後の銃声』が世界初公開される。上映後には菅井本人が登壇し、制作の裏話などを語るトークイベントも予定されている。
さらに、韓国ドラマ「熱血司祭」で知られる俳優キム・ナムギルがプロデュース・出演する『扉を開けたら』や、副島しのぶ監督によるアニメーション『私の横たわる内臓』など、映画祭ならではの特別招待作品も披露される。
女性監督を特集「ウィメンズ・エンパワメント」
東京国際映画祭との連携企画「ウィメンズ・エンパワメント」では、ブラジル、ニュージーランド、インド、インドネシア、台湾から女性監督を招聘し、各自の作品上映とQ&Aを実施する。
また、オンライン配信も強化され、10月22日から11月10日まで「オンライングランドシアター」で20作品以上を配信。NFTを活用したオーディエンス投票も初導入され、観客参加型の新たな試みが展開される。
開催概要
映画祭は東京都と共催し、J-WAVEなどの協力を得て開催される。詳細やチケット情報は公式サイト(https://www.shortshorts.org/2025autumn)で確認できる。
編集:梅木奈実 (関連記事: 麻布台ヒルズで秋の夜を満喫 屋外映画「OUTDOOR CINEMA」とジン50種類以上を楽しめる「MEET GIN」と同時開催 | 関連記事をもっと読む )
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