「夜に駆ける」から世界へ　YOASOBI、アジア10都市を席巻　2026-27年ドーム＆スタジアムツアー開催　日本人初の壮挙

日本人アーティスト初の快挙

YOASOBIが2026年から2027年にかけて、日本人アーティストとして初めてアジア10大ドーム＆スタジアムツアー「YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027」を開催する。台湾では台北での公演が予定されている。

11月30日、沖縄・沖縄コンベンションセンター展示棟で全国ホールツアー「YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA」最終公演を終えたYOASOBIは、そのステージ上で本ツアーの開催を発表した。「これまで訪れることができなかった国内各地にも足を運び、“より近い距離で音楽を届けたい”」との思いから開催されたホールツアーは、14か所全40公演を29日・30日の沖縄2DAYSで完走。会場ではホールならではの距離感を活かした演出が各所で展開された。

過去最大規模となる今回のアジアツアーは、国内が大阪、愛知、福岡、北海道、東京の5都市、アジアが台北、ソウル、香港、シンガポール、さらにもう1都市を巡る構成となる。開催日程やチケット情報は後日発表される予定だ。

YOASOBIはコンポーザーのAyaseとボーカルのikuraによる「小説を音楽にするユニット」。2019年11月のデビュー曲『夜に駆ける』は2020年9月にストリーミング再生2億回を突破し、Billboard Japan総合ソングチャート「HOT100」で年間1位を獲得。2020年末には『NHK紅白歌合戦』に初出場し、2021年に初のCD作品『THE BOOK』、続く『THE BOOK 2』をリリースした。ライブ活動も活発で、配信ライブ『KEEP OUT THEATER』、UTとのコラボライブ『SING YOUR WORLD』、日本武道館2DAYS『NICE TO MEET YOU』などを実施してきた。

2023年にはアニメ『【推しの子】』オープニング主題歌「アイドル」が世界的なヒットを記録し、米ビルボード「Global Excl. U.S.」や Apple Music「トップ100：グローバル」、YouTube Music Globalなど各チャートで首位を獲得。J-POP史上前例のない成果を重ねている。2024年には大阪・京セラドーム大阪、東京ドームで「YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024」も成功させた。

今回の「YOASOBI ASIA 10-CITY DOME & STADIUM TOUR 2026-2027」は、アジア全域で人気を拡大させてきた2人にとって新たなステージとなり、台北を含む10都市での公演に大きな期待が寄せられている。

編集：小田菜々香 （関連記事： YOASOBI、新曲「劇上」で三谷幸喜ドラマ主題歌を担当　Ayaseが初のボーカル挑戦　結成6周年生配信も開催 ｜ 関連記事をもっと読む ）

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