バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が8月29日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影 ) 仙台・大阪に続く3都市巡回の掉尾を飾る東京会場は31日まで開催され、13年目を迎えるイベントは過去最大規模の熱気に包まれている。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
会場の盛り上がりとファンの熱気 会場を取材した風傳媒の記者によれば、ライブのみならず企画展も大盛況で、 多くのコスプレイヤーが集まり、初音ミクや鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOといった人気キャラクターに扮した姿が目立った。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影) ファンは応援グッズを手に仲間と記念撮影を楽しみ、物販コーナーには長蛇の列ができた。限定グッズを求める人々は笑顔で写真を撮り合い、会場全体が終始活気にあふれていた。作品への愛情が一体となって表現され、ファンにとって特別な空間となっていた。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
星空テーマの企画展 「マジカルミライ2025」東京公演を前に、台湾のファンへ向けたメッセージが寄せられた。(写真/Art by Tiv © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net提供) イラストレーターTiv氏が手掛けたメインビジュアルをもとに制作された等身大立像が公開され、3DCGから原型、彩色までを紹介する「メイキング展示」では制作工程が詳しく解説された。さらにKEI氏など著名クリエイターによるサブビジュアルも展示され、多彩な表現で来場者を魅了した。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影) MV制作の原画や絵コンテも公開され、テーマソング「ラストラス」がどのように映像化されたかを体感できる内容となっている。ピアプロキャラクターズの紹介パネルでは 、初音ミクをはじめ鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOが新衣装で登場。 20周年を迎えたMEIKOを記念する特別展示も実施された。シリーズの歩みを振り返る構成は、ファンにとって感慨深いものとなった。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
物販エリアとBlu-ray&DVD情報 物販エリアでは、2026年2月4日発売予定のBlu-ray&DVDが発表された。TOKYO MX限定特典付きの早期予約キャンペーンも同時に開始され、SNS風アクリルカードなどの特典が案内されると、多くのファンが予約コーナーに殺到した。会場内には「撮影OK」の表示もあり、来場者がグッズや展示を背景に記念撮影を楽しむ姿が多く見られた。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
海外展開とコラボ企画 展示では、海外公演を展開する「未来有你・MIKU WITH YOU」の紹介コーナーが設けられ、中国を中心に行われる公演や衣装デザインコンテストの結果が発表された。さらに、ポケモンと初音ミクのコラボプロジェクト「Project Voltage」も映像やビジュアルで紹介され、子どもから大人まで幅広い層が足を止めて見入っていた。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
コンテスト企画と体験展示 プログラミング・コンテストでは、最優秀賞にЯAMUNE氏の『StarryLogues』が選ばれ、優秀賞には『MIRAI express』『リリックかるた』『ぽつりランナー』が入選。会場では実際にアプリを体験できる展示が行われ、来場者の関心を集めた。楽曲コンテスト展示では、グランプリ作品「ストリートライト」をはじめ準グランプリ曲も紹介され、ライブと連動した構成で観客を魅了した。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
会場外の展示とファン文化 バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影) さらに会場には多くのコスプレイヤーが集まり、初音ミクや鏡音リン・レンなどのキャラクター衣装でポーズを決める姿が見られ、国内外から訪れた幅広い観客が作品やキャラクターへの愛を表現していた。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)
マジカルミライの歩みと展望 2013年の初開催以来、「マジカルミライ」は累計50万人以上を動員。国内の「SNOW MIKU」、海外の「MIKU EXPO」、さらに「Digital Stars」といったイベントと連動し、創作文化の裾野を広げてきた。今年の幕張メッセも、ライブと展示を通じて未来のクリエイターを鼓舞し、ファンの熱気が星空テーマを現実に描き出すかのような空間となっている。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影) 「マジカルミライ2025」東京公演は、8月31日まで開催される。
バーチャルシンガー・初音ミクの祭典「マジカルミライ2025」が、8月29日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。(写真/黃信維撮影)