トップ ニュース 香港・宏福苑大火の真相が一転!可燃物が火炎の垂直暴発を引き起こし、政府が失踪者の全面捜索を発表
香港・宏福苑大火の真相が一転!可燃物が火炎の垂直暴発を引き起こし、政府が失踪者の全面捜索を発表 香港保安局の最新調査によると、宏福苑の火災は最初、宏昌閣の低層外壁の棚網部分で発生したという。公式の説明によると、窓枠やドア周辺を覆っていた発泡スチロール板が、火災が広がった主な原因だとされている。保安局は、棚網の保護ネット自体は「難燃基準を満たしている」とした一方で、問題は「外壁の窓やドアを囲んでいた発泡スチロール板が非常に可燃性が高いこと」にあると強調している。(AP通信)
香港での大規模火災は、短時間で大埔の宏福苑の7棟の高層ビルを焼き尽くしました。香港特別行政区政府は、2025年11月28日午後に再度調査の進展を発表し、発泡スチロール板(通称・ポリスチレン)がこの火災の広がりの主な原因であると指摘した。公式な統計によると、28日午前8時時点で、宏福苑の火災は少なくとも94人の命を奪い、76人が負傷、さらに12人が重傷を負い、多くの住民が行方不明となっている。この火災は香港で近年最も深刻な高層ビル群火災となり、調査関係者は「火災の広がりが予想を遥かに超えていた」と述べている。外部からもなぜ宏福苑がほぼ予兆なく火の海に包まれてしまったのか、という疑問が投げかけられている。
火災の起点はどこ?拡大を引き起こした可燃物とは 香港保安局の最新の調査によると、火災はまず宏昌閣の低層外壁に設置された棚ネットから発生した。公式な説明では、窓枠とドアの周りに取り付けられていた発泡スチロール板が火災を広げる主な原因だったとされている。保安局は、棚ネット自体は「難燃基準を満たしている」と認めつつも、「窓とドアの周りに取り付けられた発泡スチロール板は非常に引火しやすい」と強調している。初期の調査によると、発泡スチロール板が最初に引火し、火は外壁を垂直に素早く広がり、さらに周囲の建物にまで波及した。また、火災の際に高温がガラスを破裂させ、室内にも火が広がるという、複数の建物が同時に炎に包まれる異常事態が発生した。
なぜ消防は火災現場に近づけなかったのか 救助活動の障害となった要因 調査の中で明らかになったのは、今回の火災の急速な拡大に外部の棚が密接に関わっていたという点だ。高温によって竹製の棚が焼け落ち、その焼け落ちた竹が下層の棚ネットを再び引き燃やすという連鎖が続いた。この焼けた棚が建物の出入口を塞ぎ、消防車のホースを適切に届かせることができなかった。そのため、消防の内攻・外攻両方の動線が阻まれ、消火活動は非常に難航した。現場にいた消防隊員の多くは、異常なほどの高温に直面し、消火後も一部の場所で「死灰復燃」のような再燃を繰り返す状況が発生したと報告されている。これにより、救援活動の時間が長引き、住民の避難にも多くの時間がかかった。
現在の救援活動と安全確認の進捗 香港保安局は記者会見で、宏福苑のほとんどのエリアで明火が消し止められ、前線での救援活動が終了に近づいていると発表した。現在は各階の安全確認作業が進められており、専門の調査機関が建物の構造や内部の状況を調査している。安全が確認された後に、警察が行方不明者の捜索を本格化させる予定だ。最も重要なのは、再度火災が発生しないよう、現場の温度管理を徹底し、周辺地域の安全を守ることだと強調されている。
高層建物の外部改修のリスクと改善点 宏福苑の火災は、高層住宅の外部改修における構造的なリスクを改めて浮き彫りにした。特に古い建物では外壁改修の際、棚ネットや保護布を使い、その上に発泡スチロールを断熱材として使用することが多いが、これらの素材は高温にさらされると引火しやすく、火災が垂直方向に急速に広がる危険がある。消防の専門家は、特に高密度住宅地では外部改修の際に使用する素材や施工の規制を強化する必要があると警告している。また、外部改修時の安全基準や材料の選定が適切でない場合、消防の対応が遅れ、救助活動が困難になることがあるため、今後の調査結果が重要な参考となる。
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