感謝祭に衝撃！トランプ大統領、「第三世界諸国からの移民を永久停止」と宣言、アメリカは19カ国のグリーンカード保持者を「再審査」

アメリカ・ワシントンD.C.で、2人の国民警備隊員が銃撃され、そのうち1人が殉職する事件が発生した。この事件は、アメリカ国内で大きな議論を呼び、移民政策強化を求める声が高まりました。トランプ氏は、感謝祭の夜にSNSに投稿し、第三世界諸国からの移民申請を「永久に停止する」と発表した。この措置に加え、トランプ氏は、19カ国のグリーンカード保持者に対して再審査を行い、永住資格が本当に適切であるか確認するよう指示した。

トランプ氏は深夜に投稿を行い、「感謝祭おめでとう」と述べた後、驚くべきことに、第三世界諸国からの移民申請を「永久に停止する」と発表した。さらに、連邦政府は非市民へのすべての福利厚生と補助金を停止し、アメリカに貢献しない者、愛国心のない者を追放するとも警告した。この投稿により、トランプ氏は移民政策の強化に新たな切り口を見つけたようで、無許可移民の取り締まりを強化し、その範囲を広げることを目指している。

また、この「停止」措置が実際にどのように実行されるのかは不明である。過去にトランプ氏が発表した禁令は、しばしば法廷や議会で異議を唱えられてきたからだ。​

今回の銃撃事件の犯人は、中央情報局（CIA）と協力していたアフガニスタン出身のラフマヌラ・ラカンワル（Rahmanullah Lakanwal）という人物で、2021年9月にバイデン政権の「盟友歓迎プログラム（Operation Allies Welcome）」を通じてアメリカに入国していた。このプログラムはアメリカ軍の撤退後、アフガニスタンから多くの市民をアメリカに移住させるためのもので、ラカンワルもその一人だった。彼は2024年に庇護を申請し、今年の4月に正式な移民としての身分を得ていた。

銃撃を受けた警備隊員は、サラ・ベクストロム（Sarah Beckstrom）氏とアンドリュー・ウォルフ（Andrew Wolfe）氏の2人で、トランプ氏によると、サラ氏はすでに死亡が確認され、アンドリュー氏は現在も病院で治療を受けており、命を取り留めるため懸命に治療が続けられているという。

この事件が報じられると、トランプ氏の投稿に加え、アメリカ市民・移民サービス局（USCIS）のジョー・エドロー長官もSNSで声明を発表した。

エドロー長官は、トランプ氏の指示に基づき、「関心のある国から来たすべての外国人永住者に対して、そのグリーンカードを徹底的に再審査するよう命じた」と述べた。

USCISの声明によると、いわゆる「関心のある国」は、6月に発表された大統領の命令に基づく19カ国で、アフガニスタン、ミャンマー、チャド、コンゴ共和国、赤道ギニア、エリトリア、ハイチ、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメン、ブルンジ、キューバ、ラオス、シエラレオネ、トーゴ、トルクメニスタン、ベネズエラが含まれている。

銃撃犯がアフガニスタン出身で、特別プログラムを通じてアメリカに移住したことを受け、アメリカ国土安全保障省（DHS）はアフガニスタンからの移民申請を無期限で停止し、バイデン政権下で承認された庇護申請も再審査すると発表した。

アフガニスタン移民コミュニティはこの事件を強く非難し、個人の犯行が多くの「法を守るアフガニスタン市民」に影響を与えることを懸念している。彼らは、庇護申請や移民申請の処理が遅延したり中断されたりしないよう、政府に対して対応を求めている。

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​編集：田中佳奈

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