トップ ニュース TechGALA Japan 2026、主要登壇者発表 ノーベル賞受賞者ら世界的スピーカーが名古屋集結
TechGALA Japan 2026、主要登壇者発表 ノーベル賞受賞者ら世界的スピーカーが名古屋集結 ジェトロ名古屋は、2026年1月27日から29日に名古屋で開催される「TechGALA Japan 2026」で、ノーベル賞受賞者の天野浩氏や経済学者、金メダリストらが登壇すると発表した。(写真/TechGALA Japan 2026提供)
日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センターは12月15日、2026年1月に名古屋市で開催されるスタートアップイベント「TechGALA Japan 2026」の主要スピーカーを発表した。金メダリスト、経済学者、ノーベル賞受賞者など、国際的に著名な登壇者が名を連ね、Central Japanのスタートアップ・エコシステムの国際的な存在感を高める場となる。
「TechGALA Japan 2026」は、世界中のスタートアップ・エコシステムプレイヤーがCentral Japanとつながる「入口」として位置づけられ、多様な分野の共創促進と地域エコシステムのブランディング強化を目的としたイベント。開催期間は2026年1月27日から29日までの3日間で、世界的スピーカーによる基調講演をはじめ、国内外のスタートアップ、事業会社、研究機関、投資家によるセッションや展示、音楽やアートを取り入れた文化醸成企画などが予定されている。
基調講演では、初日の1月27日にフューチャリストのモニカ・ビエルスキテ氏が登壇し、情報技術やイマーシブ・メディア(VR/XR、AI、UI/UX)を軸に、イノベーションがもたらす可能性と危険性の両面を踏まえた未来像について語る。2日目の28日には、インド最大級のスタートアップメディア「YourStory」の創業者で、20万人超の起業家を取材してきたシュラダ・シャルマ氏が登壇。最終日の29日には、名古屋大学未来材料・システム研究所未来エレクトロニクス集積研究センター長・教授の天野浩氏が登壇し、高効率青色発光ダイオードの発明によるノーベル物理学賞受賞研究について紹介する。
注目スピーカーとしては、フランスの元大統領ミッテラン氏の特別顧問を務めた経済学者・思想家のジャック・アタリ氏が参加し、「命の経済」という概念を軸にした都市開発や社会構想について発信する。また、2004年アテネ、2008年北京の両五輪で柔道史上初のオール一本勝ちによる連覇を達成した谷本歩実氏が登壇し、現在務める愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会アスリート委員長としての視点も交えて語る予定だ。
さらに、米国最大級の複合型イベントSXSWの最高商務責任者(CCO)を務めるピーター・ルイス氏や、トヨタ自動車先進技術開発カンパニーのExecutive Vice Presidentで東富士研究所所長を兼務する加古千佳氏も登壇し、国際イベント運営や先端技術開発の最前線について知見を共有する。
会場は名古屋市の栄地区および鶴舞地区で、中日ホール&カンファレンス、ナディアパーク、アーバンネット名古屋ネクスタビル、松坂屋名古屋店南館、STATION Aiなど複数拠点を活用して実施される。イベントの詳細や最新情報は公式ウェブサイトで順次公開される予定だ。
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