日本産ゆず・イチゴから「基準超え農薬」を検出 300キロ以上を水際で差し止め

食品医薬品局は先週、水際で日本からのユズを差し止め、3種類の農薬が基準値を超過していることが判明し、規定により全量を返送または廃棄しなければならない。(食品医薬品局提供)

食品薬物管理署(FDA)は昨日(11日)、先週の水際検査で不合格となった品目リストを発表しました。そのうち日本から輸出されたユズからは、3種類の農薬が基準値を超えて検出されました。ボスカリド0.02ppm、クレソキシムメチル0.22ppm、テブコナゾール0.04ppmが検出され、「農薬残留許容基準」によれば、これら3種類の農薬の定量下限値はいずれも0.01ppmとなっています。規定により、総重量25キログラムのこの日本産ユズは、全量を返送または廃棄しなければなりません。

発表によりますと、食品医薬品署が先週水際で差し止めた不合格品は合計8品目あり、日本産のユズ、日本産の生イチゴ、インドネシア産のコリアンダーパウダー(2バッチ)、韓国産の醤油、日本産のカレーパウダー、インドネシア産の春巻き風クラッカー、インド産の生ブドウが含まれています。

このうち日本産のユズは、豊漁貿易有限公司が輸入申告したもので、水際検査でクロチアニジン0.02ppm、トリフロキシストロビン0.22ppm、テブコナゾール0.04ppmが同時に検出されました。農薬残留許容基準によれば、いずれも定量下限値の0.01ppmを超えており、規定に従い合計25キログラムのユズ全量を返送または廃棄しなければなりません。

また、312キログラムにも及ぶ日本産イチゴは、泓鑫農産有限公司が輸入申告したもので、カルベンダジム1.6ppmが検出されました。農薬残留許容基準によれば、カルベンダジムの許容量は1.0ppmで、このイチゴは基準を超えており、規定により全量を返送または廃棄しなければなりません。

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