三菱地所は、アジア太平洋地域を基盤とする不動産投資会社Rava Partners傘下のLogicap Management Pte. Ltd.(Logicap)とともに、インド・プネで進める新規物流施設開発事業「Ranjangaon(ランジャンガオン)」と「Sanaswadi(サナスワディ)」の2物件に参画した。
西インド最大級の産業都市であるプネにおける同社の物流施設投資は、今回が初となる。
「Ranjangaon」「Sanaswadi」2物件で総貸床面積約9万5000平方メートル
本事業は、プネ中心部から北東約40キロメートルに位置する物流集積地で展開される。
2物件合計の敷地面積は約19ヘクタール、総貸床面積は約9万5000平方メートルに達し、全体の竣工は2027年3月を予定している。
「Ranjangaon」は、敷地面積約12ヘクタール、貸床面積約5万9000平方メートル。地上1階建てで一部にメゾネット階を設けたBOX型タイプ5棟で構成し、2027年3月の竣工を見込む。
一方、「Sanaswadi」は敷地面積約7ヘクタール、貸床面積約3万6000平方メートルで、2棟構成。2026年12月の竣工を予定している。
三菱地所とLogicapの共同開発 第5・第6号案件
三菱地所とLogicapによる共同物流施設開発は、2024年の「Khijuri」「Farrukhnagar」、2025年の「Echoor」「Mappedu」に続く第5号、第6号案件となる。
パートナーのLogicapは、インド市場を主軸に物流施設事業を展開。出資先の現地物流デベロッパーPragati Warehousing Private Limitedと連携し、用地取得から開発、リーシング、運営までを一貫して手掛けている。
プネ都市圏はインド有数の産業拠点 ムンバイや主要港へのアクセスも
開発地となるマハラシュトラ州プネ都市圏には、州政府直轄の産業インフラ開発機関MIDCが整備する工業団地があり、自動車や機械、電気機器関連企業が集積するインド有数の産業拠点となっている。
プネ中心部やチャカン工業団地、アウランガバード方面へのアクセスに優れるほか、国道753F線やムンバイ・プネ高速道路を通じ、商業都市ムンバイや、同国最大のコンテナ取扱量を誇るジャワハルラル・ネルー港への広域輸送も可能となっている。
グレードA物流施設の需要拡大 環境認証ゴールド取得を予定
現地ではサプライチェーンの高度化に伴い、高品質なグレードA物流施設への需要が高まっている一方、供給ストックは限られている。
両物件では太陽光設備や雨水利用システムを導入し、インドグリーンビルディング協会の環境認証でゴールド評価を取得する予定。環境配慮と品質を備えた物流拠点を供給することで、地域経済や雇用創出に貢献する方針だ。
三菱地所は、2023年にチェンナイでオフィス事業に参画して以降、ベンガルール、デリー首都圏、ムンバイへと事業を拡大してきた。2025年10月のインド支店開設を経て、重点市場での成長基盤をさらに強化していく。
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編集:梅木奈実













































