大谷翔平から子どもたちへーー手紙とおむすびの贈り物　ファミマ「スマイルおむすびプロジェクト」で笑顔広がる

株式会社ファミリーマートは10月12日、社会貢献活動「スマイルおむすびプロジェクト」の一環として、東京都練馬区の東京三育小学校サッカー部におむすびを贈呈し、大谷翔平選手からのサプライズメッセージを届けた。

「スマイルおむすびプロジェクト」とは

このプロジェクトは、7月に発売された大谷選手パッケージ商品「大きなおむすび 僕の梅おかか」の売上の一部を活用し、全国の部活動に励む子どもたちへおむすびを差し入れる取り組み。応募期間（7月1日〜7月21日）には全国から多数の応募が寄せられ、厳正な選考の結果、17校が選定された。その中でも、学校と子どもたち自身の想いから誕生した部活動という背景が高く評価され、東京三育小学校サッカー部が対象校のひとつに選ばれた。

サプライズメッセージに歓声

イベント当日、部活動のために集合していた子どもたちは、顧問の中村淳先生から「ある方からメッセージが届いています」と紹介され、驚きと期待の表情を見せた。中村先生が代読した大谷選手の手紙には、「こんにちは、大谷翔平です。みなさんのところにもおむすびの差し入れ、届きましたか？　ぼくも学生のとき、おむすびを食べる時間を楽しみに部活動に励んでいました」と綴られており、読み上げが終わると子どもたちは歓声を上げて喜びに包まれた。

記念パネル贈呈と子どもたちの笑顔

続いて、ファミリーマート東京第2リージョンの中川昌彦部長が登壇し、プロジェクトの趣旨と選定理由を説明。「この手紙は、大谷選手が当選校の皆さんのために特別に用意したものです」と紹介した。キャプテンの児童におむすび形の記念パネルが手渡されると、子どもたちは「やったー！」と声を上げて笑顔を見せた。

キャプテンの児童は、「大谷選手が、僕たちが頑張れるようにおむすびを差し入れしてくれてすごく嬉しいです」と喜びを語った。最後には全員で集合写真を撮影し、「大谷選手からいただいたおむすび、いただきます！」の声でおむすびを頬張り、会場は温かい空気に包まれた。

大谷選手の地元・岩手でも贈呈

同日、大谷選手の出身地である岩手県陸前高田市立高田東中学校野球部にもおむすびが届けられ、子どもたちが笑顔で受け取る様子が見られた。また、残る15校への贈呈式も10月から11月にかけて順次実施される予定だ。

編集：梅木奈実 （関連記事： ドジャース新守護神タナー・スコット　波乱の2025年シーズン、大谷の快投も守れず「背信守護神」の烙印 ｜ 関連記事をもっと読む ）

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