B.LEAGUE HOPE ASIA HOOP FESTIVAL、台北・南港で開催 無料体験イベントも

B.LEAGUEは2025年12月20、21日に台北・南港のLaLaportで、海外初となる子ども向け運動支援プログラムを含む体験型イベント「B.LEAGUE HOPE ASIA HOOP FESTIVAL 2025」を開催する。(写真/黃信維撮影)
B.LEAGUEは2025年12月20、21日に台北・南港のLaLaportで、海外初となる子ども向け運動支援プログラムを含む体験型イベント「B.LEAGUE HOPE ASIA HOOP FESTIVAL 2025」を開催する。(写真/黃信維撮影)

日本プロバスケットボールリーグのB.LEAGUEは、2025年12月20日と21日の2日間、台北市南港区の商業施設「LaLaport南港」において、体験型イベント「B.LEAGUE HOPE ASIA HOOP FESTIVAL 2025 in LaLaport 南港・台北」を開催する。B.LEAGUEが推進する社会貢献活動「B.Hope」の一環として実施されるもので、子ども向け運動支援プログラム「B.Hope ASIA Active Child Program」が海外で行われるのは今回が初めてとなる。

会場は、2025年3月に開業したLaLaport南港のB1ミニ広場で、イベントは全日程無料。来場者は事前申込不要で、バスケットボールを中心としたさまざまな体験型コンテンツに自由に参加できる。

期間中は、ジャンプ力を競う「垂直跳びチャレンジ」、反射神経を試す「敏捷性チャレンジ」、シュート精度を問う「シュートチャレンジ」の三つで構成される「バスケットボールスキルチャレンジ」を実施し、参加者にはオリジナルグッズが贈られる。また、滋賀レイクスに所属する游艾喆選手のサインなどが当たる抽選企画も用意されている。

このほか、九つのゴールを使った投籃ゲーム「Beat the 9」や、B.LEAGUEの好きなチームや選手へのメッセージを募る参加型企画「VOICE OF THE FANS」も展開。会場で撮影した写真をSNSに投稿することで、抽選に参加できる仕組みとなっている。

イベントの中心となる「B.Hope ASIA Active Child Program」は、日本国内の幼稚園や保育施設などで展開されてきた運動支援プログラムで、基本運動、バスケットボール、リズムダンスを三本柱とし、幼児期の運動不足や体力低下の改善を目的としている。今回の台北開催では、アジア地域に向けて運動の楽しさや健康的な生活習慣の大切さを伝える場とする。

21日には、楽天野球チームのチアリーダーとしても活動し、インフルエンサーとして人気を集める孟潔(MJ)がゲストとして登場し、イベントを盛り上げる予定だ。

社会貢献企画としては「B.Hope ASIA Pass it Forward」も実施され、来場者から寄せられたバスケットボールを、資源の限られた地域の子どもたちに寄贈する取り組みが行われる。会場には専用の回収ボックスが設置され、集まったボールは偏郷地域の学校などへ届けられる。

さらに、両日ともに滋賀レイクス対越谷アルファーズの試合が会場内でライブ中継され、游艾喆選手の出場が予定されている試合を現地で観戦できるほか、人気選手の等身大パネル展示なども行われ、B.LEAGUEの世界観を体感できる空間が演出される。

B.LEAGUEは本イベントを通じて、台湾の子どもたちや家族にスポーツの魅力を伝えるとともに、アジアにおける社会貢献活動のさらなる展開につなげたいとしている。

編集:小田菜々香

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