女優の広末涼子容疑者(44)が傷害の疑いで現行犯逮捕されたことが、各メディアによって一斉に報じられた。事件は4月8日未明、静岡県島田市内の病院で発生し、看護師に対して暴行を加えた疑いが持たれている。
警察によると、広末容疑者は前日の7日午後7時ごろ、静岡県掛川市の新東名高速道路上り線で自ら運転する車を大型トレーラーに追突させる事故を起こし、同乗していた男性(マネージャーとみられる)とともに病院に搬送された。
搬送先の島田市立総合医療センターでは、治療を待つ間に広末容疑者が病院内を歩き回るなど落ち着かない様子を見せたため、看護師が声をかけたところ、暴行を受けたという。広末容疑者は看護師を蹴ったり、腕を引っかいたりして軽傷を負わせた疑いがある。警察官が病院を訪れた際に、現行犯で逮捕された。
逮捕当初、本人が「俳優の広末涼子」と名乗ったが、身分証明書を所持していなかったため、報道では「自称・広末涼子」と表記されていた。しかし後に警察が本人確認を行い、実際に広末容疑者本人であることが確認された。
このニュースに対し、SNSでは衝撃と困惑の声が広がっている。「えっ、あの広末涼子が!?一体何があったの?」「広末さん、復帰して頑張ってたのに…」といった投稿が相次いだ。
広末容疑者は2023年6月にW不倫が報じられ、当時の所属事務所を離れて以降、独立して個人事務所「株式会社R.H」を設立。再スタートを切り、台湾での音楽フェス出演や地上波復帰を果たすなど、活動を本格化させていた矢先の出来事だった。
事件発覚後、広末容疑者が代表取締役を務める「株式会社R.H」は、公式サイトに謝罪文を掲載し、本人が起こした交通事故と病院での暴行について認めたうえで、「本人は当面の間すべての芸能活動を自粛する」と発表した。また、被害を受けた医療関係者や関係者、ファンに対して深く謝罪している。
搬送先の病院である島田市立総合医療センターは、3人の看護師が対応していたと明かし、「病院としては適切に対応したと考えているが、当時の状況は現在精査中」とコメントしている。
広末容疑者は取り調べに応じているが、認否は明らかにされていない。警察は事件の経緯や動機など、引き続き詳しく調べている。

【謝罪コメント全文】
このたび、弊社代表取締役の広末涼子が逮捕されました。
4月8日静岡県内にて本人が運転する車による交通事故を起こし、搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました。
被害に遭われた方をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
現在、当該事案については捜査中であるため、詳細の公表は差し控えさせていただきますが、本人は当面の間すべての芸能活動を自粛する運びとなりました。
関係各所の皆様ならびに日頃よりご支援いただいているファンの皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げます。
今後の対応につきましては、誠意をもって取り組んでまいります。
株式会社 R.H
編集:梅木奈実 (関連記事: 江頭2:50、永野芽郁を泣かせた“暴走演出”に炎上 「オールスター感謝祭」での不適切行動を謝罪 | 関連記事をもっと読む )
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