大規模リコール運動が台湾全土で広がる中、国民党は現在、「国民党議員をリコールすることは、柯建銘を立法院長にすることに等しい」と主張している。これに対して、元民進党立法委員の林濁水はSNSでコメントを発表し、民進党団総召の柯建銘がどのように対応するのかを名指しで問うた。これに対し、柯建銘は30日に記者会見を開き反撃、「林濁水は中国を擁護している」と批判した。この柯建銘の批判に対し、林濁水は翌31日にSNS上で投稿を行い、「柯建銘のこのような態度は、大規模リコールにとって非常に不利である」と述べた。
柯建銘は昨日記者会見を開き、かつての同志である沈富雄、林濁水、郭正亮の名を挙げ、「お前らには長い間我慢してきた!」と怒りをあらわにした。林濁水が「柯建銘の憎しみの度合いは低くない」と指摘したことを受け、国民党がこの主張を取り込み、「藍議員をリコールすれば柯建銘が立法院長になる」とキャンペーンを展開したことについて、柯は「お前は何の台独理論の大家だ?ずっと中国を庇ってきただろう?決戦の時には、すべての亡霊が出てくる。中国に追い出されてな」と反論した。
これに対して林濁水は、「柯建銘はどうか怒りをお鎮めください。私が『国民党議員のリコール=柯建銘の立法院長就任を意味する』の主張を解くべきだと提言しただけで、『中国を庇ってきた』などと怒鳴られるとは…。今最も重要なのは、この大規模リコール戦をしっかり戦うことだ。正直に言って、柯建銘のその態度は大リコールにとって有害だ」と述べた。
柯建銘は味方を誤って攻撃したのか?林濁水「大規模リコールは止められないと繰り返し強調してきた」
林濁水は続けて、「今の大規模リコールの文脈の中で、私を沈富雄や郭正亮と同列にして批判するのは、正直言って混乱と誤解に基づく行為だ。沈富雄と郭正亮はリコール反対派だが、私はリコールの勃発は止められないし、止めるべきではないと繰り返し強調してきた」と語った。また「大規模リコールのために、現在、柯建銘は、まず地位のある陳水扁、謝長廷、呂秀蓮のリコール反対論に対して対応すべきであり、リコールの成功を願って忠告した私に怒りをぶつけるべきではない」とも述べた。
林はさらに、「現段階では、大規模リコールと反中姿勢が結びついている。柯建銘がリコール反対を唱える陳・謝・呂を批判せず、むしろ矛先を、リコールは止められないと主張する私に向けるのは、リコール運動を傷つけ、反中の勢いまで弱めることになる。柯建銘はその点を十分にご認識いただきたい」と訴えた。
最後に林濁水は、「現在の文脈では、大規模リコールをしっかりと推進すべきである。しかし世界中の民主国家では、大規模リコールなどほぼ存在しない。今回のリコールが成功した後は、柯建銘には、孫文が監察院を廃止すれば立法院が独裁になるなどという奇妙な理論を固持するのではなく、この機に形成された政治的エネルギーを用いて五権憲法の迷信を打破し、三権分立の制度をしっかり構築し、リコール制度は静かに退場させて、国家の長期的安定を図るべきだ」と強調した。 (関連記事: 日本で餃子店経営 9億元稼ぐも、自身は破れた畳で生活…100歳の台湾独立革命家・史明の私生活明らかに | 関連記事をもっと読む )
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