Z世代の「推し活」が消費構造を変える?日本の専門家が分析する2つのカギ
日本の工科名門校、芝浦工業大学デザイン工学部UX講座教授の原田曜平が、日本のZ世代の消費行動とその経済への影響について探る。(資料写真、unsplashより)
日本のアニメ『推しの子』が世界的に人気を博し、近年急速に注目を集めるアーティストYOASOBIが主題歌「アイドル」を担当したことで、日本のアイドル応援文化が再び世界に注目されています。これを受けて、公益財団法人フォーリンプレスセンター(FPCJ)は「Z世代の推し活は消費回復の原動力となり得るか?」というテーマで、芝浦工業大学デザイン工学部UXコースの原田曜平教授を招き、日本のZ世代(1990年代中期から2010年代初期生まれ)の消費行動と経済への影響について議論を行いました。
推し活、すなわちアイドル、スポーツ選手、キャラクターなどを応援・支持する活動は、Z世代の間で大きなトレンドとなり、巨大な市場を形成しています。日本銀行の地域経済報告によれば、推し活に関連する消費は、アイドルのコンサート、アニメのグッズ、テーマカフェ、推し活専門店など多岐にわたります。このブームはエンターテインメント産業だけでなく、観光や小売など関連市場の発展も促しています。
原田教授は、日本のZ世代が人口減少の影響でより良い雇用環境を享受していると指摘します。過去の世代と比較して、Z世代は就職、転職、アルバイトなどが容易で、「退職代行」サービスを利用して簡単に退職することも可能です。その結果、消費マインドは「チル&ミー(Chill & Me)」、すなわち個人の楽しみやリラックスを重視する傾向が強まっています。また、安定した収入を背景に、Z世代は趣味に関連する消費、例えば応援グッズの購入、ファンイベントへの参加、さらには海外でのアイドル応援などに積極的です。
SNSの発展も推し活文化をさらに推進しています。TikTokやInstagramなどのプラットフォームは、Z世代の主要な情報源となっており、彼らはこれらを通じて応援活動を共有し、社会的なつながりや承認欲求を満たしています。過去の「オタク」は単一の趣味に多くの時間とお金を費やす傾向がありましたが、推し活はより柔軟で、Z世代は応援対象を自由に変え、SNSで関連コンテンツを共有することで、社会的なつながりや自己承認の欲求を満たしています。
このようなSNSの影響力により、Z世代は流行の受け入れが速く、多くの人気商品やイベントがSNS上の話題から急速に広がっています。また、Z世代は海外文化の影響も強く受けており、韓国のK-popやアメリカの環境問題、LGBTQの議題などが彼らの価値観に影響を与えています。これらの国際的な文化の融合により、Z世代の消費行動はより国際的になり、テーマレストラン、パーソナライズされた応援グッズ、海外コンサートツアーなどの新たなビジネスチャンスを生み出しています。例えば、K-popは日本のZ世代に非常に人気があり、多くのファンが日本国内の応援活動に参加するだけでなく、韓国を訪れてアイドルを応援し、国際観光産業を促進しています。
しかし、原田教授は、Z世代の現在の優位性は人材不足と良好な雇用環境によるものであり、将来的に移民政策の変更や人工知能技術の進展により、若者はより激しい競争に直面する可能性があると指摘しています。現在のZ世代の消費モデルは一部の産業を支えていますが、長期的には社会の変化により日本の消費構造が変わる可能性があり、推し活が引き続き経済成長の原動力となるかどうかは今後の観察が必要です。
また、原田教授は、日本の若者は社会が停滞していると感じているかもしれませんが、世界的な視点から見ると、彼らの環境は非常に恵まれていると述べています。将来的には、より多くの人々が日本語を学び、日本文化に憧れて日本を訪れるかもしれません。これが若者の競争意識を高める契機となる可能性があります。
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