日本TBSテレビ局の年間特別生放送番組『オールスター感謝祭2025春』に、阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑などの著名な俳優が出演されました。しかし、59歳のお笑い芸人・江頭2:50が番組中に「半裸で貝殻ブラジャー」という大胆な姿で登場し、大声で「俺の女になれ!」と叫びながら25歳の女優・永野芽郁を追いかけ回したため、永野が恐怖で涙を流す事態となりました。これを受け、江頭2:50さんは緊急で動画を公開し、「これまでずっとこのような大胆な芸風を貫いてきましたが、今回の過ちは私の責任です」と謝罪されました。
江頭2:50さんの不適切な行動が物議を醸す
阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑が主演するドラマ『Caster』の宣伝のため、日本TBSテレビ局の年間特別生放送番組『オールスター感謝祭2025春』に出演されました。59歳のお笑い芸人・江頭2:50は、これまで半裸の姿や過激なキャラクターで知られており、番組内で効果を狙って貝殻ブラジャーを着用し、突然興奮した様子で永野さんに向かって「俺の女になれ!」と叫びながら突進する素振りを見せました。これに驚いた永野は、慌てて阿部寛の後ろに逃げ込みました。
その際、藤岡靛や「なにわ男子」のメンバーである道枝駿佑も制止に入り、場面は非常に混乱しました。多くの方々が「危ない!」「やめろ!」と叫ぶ中、司会の今田耕司とスタッフが江頭2:50を抱きかかえ、彼は両手を挙げて「触っていない」と主張されました。
CMに入ると番組は一時中断され、再開後、永野の席は既に別の人物に交代しており、永野が号泣していたとの情報も伝えられました。

視聴者の評価は賛否両論
この件について、日本国内外のネットユーザーからは、江頭2:50の番組での行為を「露骨なセクハラ」と指摘する声が上がっています。多くの方々が、テレビ局が若い女優を「セクハラお笑いのネタ」として扱ったことを批判し、制作側は公開で反省すべきだと主張されています。一方で、江頭2:50のこれまでの過激な芸風は周知の事実であり、テレビ局もそれを認識し黙認していたとする見方もあります。しかし、これまで男性芸能人との戯れが主であったが、今回は女性芸能人を直接対象とし、身体的接近も伴ったため、一般の許容範囲を超えているとの意見が多く見られます。
この事態が物議を醸す中、多くの方々は俳優陣の迅速な対応に注目しています。特に若手アイドルの道枝駿佑は、永野が危険な状況にあると察知し、すぐにステージから降りて江頭の腕を止めようとした行動は、その紳士的な行動が多くの視聴者から「まるで王子様」と称賛されています。また、藤岡靛と阿部寛もその後、江頭を押さえるのを手伝い、この騒動を終息させました。視聴者からは「これこそが真の勇気ある行動だ」との声が上がっています。
江頭2:50さん、動画で謝罪
その後、江頭2:50は30日深夜に自身のチャンネルで「無題動画」を公開し、収録後に帰宅してすぐに寝てしまい、目覚めてから自身の番組内での行為が世間から強い批判を受けていることを知ったと述べました。

まず、永野芽郁と視聴者に対して正座でお辞儀をし、「もし彼女が本当に傷ついたのであれば、大変申し訳ありません」と謝罪されました。番組中は笑いを取ることに集中しており、永野さんの感情に全く気づかなかったと率直に認められました。更にこれが入念に準備された「台本の演出」ではないかとの疑問に対し、「もしテレビ局の指示であれば、私は直接彼らの責任だと言います」と述べ、そうでない以上、「すべて私の過ちです」と強調されました。
現在、制作側は関連する映像を番組のオンライン版から削除していますが、多くの視聴者はテレビ局の審査体制に疑問を呈し、出演者の過激な行動をより積極的に防ぐべきだと主張されています。また、江頭に対して今後の出演時に女性芸能人をからかう対象としないよう求める声も上がっており、同様の議論を再び引き起こさないよう求める声もあります。
編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾女性「新千歳空港保安検査員に胸を触られる」被害! 容疑者逮捕…「触ったか覚えていない」と弁明 | 関連記事をもっと読む )
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