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編集部

「小林製薬の赤麹で腎臓被害、台湾にも波及」55人が1億6800万台湾ドル超の賠償請求...正式に訴状提出!


小林製薬の赤麹問題が続く中、台湾でも関連する健康食品を摂取した消費者に腎機能の問題が発生した。台湾消費者保護協会は本日、台北地方裁判所に訴状を提出し、55名の台湾人被害者のために業者に対して1億6800万台湾ドル(日本円約7億8960万円)の賠償を求めた。


小林製薬の「赤麹サプリメント」からプベルリン酸検出!

日本の小林製薬の赤麹成分を含む健康食品の一部使用者に腎臓疾患の問題が発生し、日本政府の厚生労働省は5月、動物実験により原料から検出された「プベルリン酸」が腎臓の尿細管壞死を引き起こすことを発表した。


台湾衛生福利部食品薬物管理署も報告を受け、台湾でも関連する健康食品を摂取した消費者に腎機能の問題が発生していることが判明。台湾消費者保護協会は被害者からの委託を受け、集団訴訟を起こした。


台湾消費者保護協会は、日本の小林製薬が事件発生当初、責任を負うことを約束していたと指摘。日本の厚生労働省はすでに「プベルリン酸」が原因であると特定した。しかし、今年7月に会社の会長と社長が辞任したことで、事件当初の約束はどうなるのか、台湾の消費者の賠償請求は見込みがあるのかという疑問が生じている。


台湾消費者保護協会は、消費者の権利を守るため、27日に正式に訴状を提出し、消費者の権利のために1億6800万台湾ドル以上の賠償金を求めたと述べた。協会は業者に対し、企業の良心に基づいて責任を果たすよう呼びかけた。​​​​​​​​​​​​​​​​


編集:佐野華美


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