日本最大級の台湾文化イベント「台湾フェスタ2025」が、2025年7月25日(金)から27日(日)までの3日間、東京・代々木公園で開催される。主催する台湾フェスタ実行委員会によると、今年で8回目を迎える本イベントは、台湾の食、文化、観光、音楽を五感で体験できる場として、例年多くの来場者を集めており、昨年は延べ18万人を動員した。今年はさらに規模を拡大し、国内外から選りすぐりの出店者が集結する予定だ。

台湾から直送の本場グルメ、全30ブースが出店
会場には、台湾から直送された本格グルメや、日本国内で人気の台湾料理を提供する飲食店が30ブース出店。定番の魯肉飯(ルーローハン)や胡椒餅、大鶏排(ダージーパイ)、豆花(トウファ)などに加え、台湾茶やマンゴースイーツなど、幅広いメニューが並ぶ。さらに、現地で話題の雑貨や文房具など、日本では入手困難なアイテムも販売される予定だ。

朝の「台湾フェスタ体操」から夜の幻想的な夜市まで
午前中は、台湾の学校でも行われているラジオ体操をアレンジした「台湾フェスタ体操」がメインステージ前で実施される。参加者には大同電鍋などの賞品が当たる抽選も用意されており、アーティストで振付師のYU-KA氏が講師を務める。
午後は台湾ビールと料理を楽しむくつろぎの時間となり、夜になると提灯の明かりが灯り、会場は幻想的な“台湾夜市”の雰囲気に包まれる。閉場は22時(最終日は21時)と遅くまで開放され、仕事帰りの来場も可能だ。

ワークショップやラリー企画も充実 往復航空券が当たるチャンスも
文化体験ブースでは、台湾茶の入れ方体験や「台湾結び」などのワークショップも開催予定(事前予約制)。また、今年はラフォーレ原宿との連携企画も実施され、両会場を巡るキーワードラリーに参加すれば、台湾往復航空券が当たる抽選にも参加できる。

豪華ゲストと台湾人気メディアも参戦
ステージプログラムでは、台湾の伝統芸能から現代音楽まで多彩なパフォーマンスが予定されており、台湾で人気No.1のラジオ局「HitFm」による本イベント限定の特別プログラムも会場内で放送される予定だ。
今年のアンバサダーには、日本のドラマでも活躍する俳優アンナ・リー氏と、台湾で歌手・俳優として活躍するEVAN氏が就任。両氏ともステージでの特別パフォーマンスを予定しており、イベントの華を添える。

台湾フェスタ実行委員会は、「台湾が東京にやってくる3日間。見て、食べて、感じて、台湾をまるごと体験してほしい」と来場を呼びかけている。
編集:梅木奈実 (関連記事: 台南、台風4号被害に日本各地が義援の輪 市長「友情は風雨に負けない」 | 関連記事をもっと読む )
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