自民党青年局長を務める衆議院議員・中曽根康隆氏は6月22日、東京都内で開催された「東京台湾商工会」主催の日台親善交流懇親会に出席し、今年8月に全国の青年局メンバー約100人を率いて台湾を訪問する予定であると発表した。訪台時は台北のほか、複数都市を巡る計画であり、「日台の若い世代の交流をより一層深めたい」と意欲を語った。
中曽根氏は挨拶の中で、自身が群馬県第1選挙区選出の衆議院議員として、長年にわたり日台関係の強化に尽力してきたと説明。日本と台湾の間には正式な外交関係はないものの、自民党政務調査会内には台湾との窓口を設けており、日常的に各種の交流活動に参加していると語った。
「毎週のように台湾からの要人を迎えており、自民党本部や議員会館、そして時には夜の懇親会でも交流の機会を持っている。台湾の皆さんと喜びを分かち合えることは大きな励み」と述べ、日台の民間交流の活発さを強調した。
さらに中曽根氏は、「日台友好は決して一朝一夕に築けるものではなく、先輩たちが時間をかけて築いてきた信頼の積み重ねである」と述べ、「私たち若い世代は、この関係をさらに広げ、次の世代へと受け継いでいく責任がある」と語った。
台湾との個人的な親交についても触れ、「台湾を訪れるたびに温かく迎えていただき、乾杯を重ねる中で、私の体はカバランウイスキーと高粱酒でできているのではないかと思うほど」と笑いを交えながら、台湾への深い愛着を表現した。
また、中曽根氏は、台湾を心から愛しており、仕事上での積極的な交流にとどまらず、来週および再来週にも台湾の友人と東京で再会する予定があることや、当日は台湾からの来賓を自身の地元・群馬で迎える機会があったことを明かし、「皆さんがこの素晴らしい場所で素敵な思い出をつくっていただければうれしい」と締めくくった。
懇親会には、群馬県議会国際交流議員連盟会長の星野寛氏も出席。星野氏は、コロナ禍で一時は国際交流が途絶えたものの、以前より台湾との地方交流は非常に活発であり、コロナ後も雲林県や台南市などを何度も訪問していることを紹介。「年内にも複数回の訪台を予定しており、数え切れないほど台湾を訪れている」と語った。
さらに星野氏は、群馬県と台湾との歴史的なつながりにも言及。台南市の日本統治時代最後の市長・羽鳥又男氏が群馬県前橋市出身であること、また「台湾紅茶の父」と称される新井耕吉郎氏が利根村(現・みなかみ町)出身であることを紹介。「つい先日も新井氏の記念イベントが開かれ、群馬と台湾の深い絆が今も大切にされ続けている」と述べ、両地域の交流の意義を強調した。 (関連記事: 日台連携強化へ 台湾頼総統・蕭副総統が自民党青年局訪問団と会談 半導体・安保・文化交流に期待 | 関連記事をもっと読む )
編集:梅木奈実
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