株式会社ルミネが手掛ける大型商業施設「ニュウマン高輪」が2025年9月12日、天王洲・高輪ゲートウェイエリアで本格開業した。同日午前、THE LINKPILLAR 1 Northのエントランスで第2期開業を記念したオープニングセレモニーが行われ、多くの報道陣と来場者が詰めかけた。

表社長「100年先の豊かな社会を描く実験場に」
セレモニーでは、株式会社ルミネ代表取締役社長の表輝幸氏が登壇し、地域や関係者への感謝を述べたうえで、「ニュウマン高輪は、100年先の心豊かな社会をつくるための壮大な実験場であり、新しい未来に出会う挑戦の舞台として設計した」と強調した。

施設の特徴として、28~29階のレストランゾーン「LUFTBAUM(ルフトバウム)」には全国各地から選りすぐったワインと料理を楽しめる店舗を集積。5階には親子で本と触れ合える書店や「こどもリビングラボ」を設置し、学びと交流の場を提供する。表社長は「リアルの楽しさや自然との共生、日本の心の豊かさを感じてほしい」と来場者に呼びかけた。

また、衣料品リサイクルやフードロス削減の最新技術を活用するなど、サステナブルな取り組みにも言及し、「ここでの体験を通じて、未来の生き方を感じ取ってほしい」と語った。

地域と共に未来を紡ぐ象徴的なセレモニー
テープ結びには表社長のほか、東京インターナショナルスクールや高輪高校、JR東日本、地元商店の代表者ら9名が登壇し、「未来を結び、新しい価値を紡ぐ」象徴としてリボンを結び合わせた。 (関連記事: ルミネ最大規模「ニュウマン高輪」9月12日開業 約200店舗と空中庭園で新時代の体験型商業施設へ | 関連記事をもっと読む )

フォトセッションでは登壇者が笑顔を見せ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。