トップ ニュース 150歳まで生きるのは夢ではない? シリコンバレー富豪が50億ドル投じ「不老の体」を細胞再生で実現、老化と死に競争
150歳まで生きるのは夢ではない? シリコンバレー富豪が50億ドル投じ「不老の体」を細胞再生で実現、老化と死に競争 (画像/ideogram 2.0 Turboによる生成イメージ)
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が軍事パレードの観閲式で「不老不死」に言及した 際、世界各地で熱い議論を呼んだ。しかし、永遠の命を夢見るのは権力者だけではない。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』 が9月9日に報じたところによれば、過去25年間で世界の超富裕層は「長寿産業」に50億ドル以上を投じ、かつては学界の片隅に追いやられていたアンチエイジング研究を一気に投資の主流へと押し上げた。
特にシリコンバレーの大富豪たちは、「150歳まで生きる」という夢を本気で追いかけている。OpenAIのCEOサム・アルトマン氏や「投資王」ピーター・ティール氏らが先頭に立ち、スタートアップを設立したり研究所に資金を投じたりしながら、細胞の老化を逆転させる技術や寿命を延ばす新薬の開発を進めている。最終的な目標は「不老の体」を実現すること。その背景には、老いと死に対する根深い恐怖心が潜んでいる。
富豪が賭ける「延命の夢」 もし150歳まで生きられるとしたら、あなたはいくら払うだろうか。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』が9月9日に報じたところによれば、過去25年間で世界の超富裕層が「長寿産業」に投じた資金は50億ドル(約7,400億円)。この巨額マネーの流入が、学界の一分野にすぎなかったアンチエイジング研究を一気に投資界の「成長株」へ押し上げ、産業全体の急速な拡大を後押ししている。
長寿関連のスタートアップや非営利団体はすでに巨大なネットワークを形成しており、企業は200社以上、投資家は1,000人近くに達する。これらの企業が過去25年間で調達した資金は累計125億ドル(約1兆8,300億円)を超える。出資者の顔ぶれはシリコンバレーのテクノロジー大手や億万長者だけではない。科学者、俳優、さらにはインフルエンサーまでが参入し、この新市場で「果実」を得ようとしている。
かつては研究室レベルの小規模実験にすぎなかったアンチエイジング技術が、いまや文化の主流に躍り出た。資金流入を受け、新興企業が雨後の筍のように次々誕生し、資金調達額も跳ね上がっている。数値は鮮明だ。過去10年間で長寿分野の平均調達規模は年20%以上成長し、今年だけで4,300万ドル(約63億円)に迫る。
誰が賭けているのか――シリコンバレー巨頭の「若返りゲーム」 『ウォール・ストリート・ジャーナル』によれば、この延命競争で最も目立つのは「シリコンバレーの投資王」と呼ばれるピーター・ティール氏だ。PayPalの共同創業者である彼は、長年アンチエイジング研究に資金を投じ、これまでに10社以上に累計7億ドル(約1,030億円)を投入してきた。資金の一部は自身のベンチャーファンドから、一部は支援する非営利財団を通じて拠出されている。
ティール氏の薫陶を受けたOpenAIのCEOサム・アルトマン氏も負けてはいない。彼は細胞の再生や再プログラミングを可能にする薬を開発するRetro Biosciencesに1億8,000万ドル(約265億円)を直接出資した。同社のCEOジョー・ベッツ・ラクロワ氏は、かつてティール氏が出資したHalcyon Molecularに在籍していた経験を持ち、すでに長寿研究のネットワークが築かれている。
さらにティール氏は、CoinbaseのCEOブライアン・アームストロング氏が設立したNewLimitにも出資。同社は細胞の若返り技術に特化し、富裕層の投資家から2億ドル以上を集めている。投資家の中にはGoogle前CEOやPalantir、Sun Microsystemsの創業者など、少なくとも9人の億万長者が含まれる。
Palantir共同創業者ジョー・ロンズデール氏が率いる8VCもAltos Labsに資金を投じた。同社は2022年設立ながら、細胞再生研究で短期間に30億ドル(約4,400億円)を調達し、長寿分野で最大級の資金調達を誇る企業となっている。
代謝性疾患の新薬開発に取り組むBioAge Labsは5億5,900万ドル(約822億円)を調達。家庭用検査とパーソナライズ栄養指導を行うViome Life Sciencesには、Salesforce共同創業者やKhosla Venturesが出資した。さらにAI技術を駆使して老化関連疾患に挑むInsilico Medicineも5億ドル以上を集めている。
投資熱はテック業界を超え、Function Healthのようなライフスタイル改善サービスにも広がっている。同社には俳優のケビン・ハート氏やマット・デイモン氏といったハリウッドスターが投資。トランプ大統領に公衆衛生庁長官候補として指名された医師ケイシー・ミーンズ氏もこの分野に参入している。
ただし、すべてが成功するわけではない。2013年設立のUnity Biotechnologyは、老化細胞を標的とする薬の開発で3億5,500万ドル(約522億円)を調達したが、製品化には至らず、今年6月に解散しNASDAQから上場廃止となった。
老化を「選択肢」に変える富豪たち
多くの億万長者にとって、長寿テクノロジーへの投資は「死の鐘」を遠ざけるための挑戦だ。『ウォール・ストリート・ジャーナル』によれば、Viome Life Sciencesを創設したナヴィーン・ジェイン氏は、父親を膵臓がんで失ったことをきっかけに命の儚さを痛感し、自ら3,000万ドル(約44億円)を投資。さらにSalesforce共同創業者やKhosla Venturesも巻き込み、同社はすでに2億3,000万ドル(約338億円)を調達した。Viomeは家庭での検査とパーソナライズされた栄養アドバイスを提供しており、ジェイン氏は「老化するかしないかは選択の問題だ」と豪語している。
Modernaのステファン・バンセルCEOも自らを「実験台」とし、ハーバード大学のヴァルター・ロンゴ教授が設計した断食食事法を試した後、その効果を実感してロンゴ氏の会社L-Nutraに4,700万ドル(約69億円)を投資した。「これは時間との正面対決だ」と彼は語る。
イタリアの老年学者ヴァルター・ロンゴ氏が2018年に出版した『長寿ダイエット』。断食や植物中心の食事、魚の摂取によって寿命を延ばすことを提唱している。(画像/Amazon公式サイト)
さらに、シリコンバレーの投資家ヴィノード・コースラ氏は「あらゆるアンチエイジング技術に賭ける」と宣言。「70歳の人間は40歳のように感じるべきだ」という発言は誇張のように聞こえるが、死と老化に抗う富豪たちの心理を象徴している。彼らにとって老化は運命ではなく、金と意志でコントロールするものなのだ。
細胞再生と食事実験、富豪の「アンチエイジング術」 現在、シリコンバレーで最も熱いテーマのひとつが細胞のリプログラミングと再生療法だ。Altos Labs、Retro Biosciences、Juvenescenceなど約80社のスタートアップが参入し、総額50億ドル(約7,350億円)近い資金を吸収している。Retroはさらに10億ドル(約1,470億円)を追加調達し、「若返り」をSFから現実へと近づけようとしている。
一方、老化に関連する病気への治療薬開発も急成長している。BioAge Labsを筆頭におよそ60社がこの分野に注力し、こちらも50億ドル規模の資金を調達済みだ。さらに、健康トラッキングデバイス、サプリメント、アンチエイジング化粧品など、すぐに消費者が手に取れる市場も急拡大し、すでに26億ドル(約3,820億円)を集めている。
この熱狂の背後には、投資家を魅了するカリスマ的存在がいる。長寿の専門医ピーター・アティア氏はベストセラー本とポッドキャストで注目を集め、起業家ジョン・ヘリング氏と共に高級診療所Biographを設立し、富裕層向けに延命プログラムを提供している。ハーバード大学のデイヴィッド・シンクレア教授も「若さの伝道師」として知られ、彼の研究室にはしばしば富豪投資家が訪れ、直接研究を支援しているという。
ブライアン・ジョンソン氏は自らを「モルモット」として100万ドル(約1億4,700万円)を毎年費やし、徹底的な食事実験と全身監視を行い、Netflixのドキュメンタリーでも話題になった。さらにXPrize創業者のピーター・ディアマンディス氏は「XPrize Healthspan」を立ち上げ、1億100万ドル(約149億円)の賞金を懸けて世界の科学者に「老化の逆転」を競わせている。
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