カタールの首都ドーハ(Doha)で、日本時間9日夜に爆発音が響いた。爆発物の詳細は明らかになっていないが、SNSで共有された映像には市街地から濃い煙が立ち上る様子がはっきりと映されている。この爆発については、同国のアルジャジーラ(Al Jazeera)も確認している。
🇮🇱🇶🇦#BREAKING: Israel carried out assassination strikes against Hamas leadership in the capital of Qatar, Doha.
— Status-6 (Military & Conflict News) (@Archer83Able)September 9, 2025
Smoke seen rising over the city.pic.twitter.com/FNEoXWe5Kt
Senior Israeli 🇮🇱 told Barak Ravid that the explosion in Doha 🇶🇦 is an assassination operation against Hamas leaders
— Saad Abedine (@SaadAbedine)September 9, 2025
Several blasts were heard in Qatar's Doha on Tuesday, Reuters witnesses said.
Smoke was seen rising over the Katara District in the capital, an eyewitness said…https://t.co/6Kd1mOEZvTpic.twitter.com/cs1BGEHLG8
イスラエル国防軍(IDF)とイスラエル保安局(Shin Bet)はその後、共同声明を発表し、イスラエル空軍(IAF)がカタールの首都ドーハに滞在するハマス幹部らに対し、精密攻撃を実施したと明らかにした。声明によれば、これらのハマス幹部は同組織の作戦を主導し、2023年10月7日にイスラエルへの奇襲を直接指揮したほか、それ以降も対イスラエル戦争の計画と指揮を担ってきたという。
爆発から間もなく、イスラエルの匿名高官はAP通信に対し、軍がカタール首都ドーハにおいてハマス指導部を攻撃対象に定めたと語った。

匿名の情報筋によると、ハマスの幹部であるハーリド・マーシャール氏(Khaled Meshaal)、ハリル・ハイヤ氏(Khalil al-Hayya)、ザーイル・ジャバリン氏(Zaher Jabarin)、ニザール・アワダッラ氏(Nizar Awadallah)が、火曜日にカタールの首都ドーハで暗殺された。
ハマスの亡命指導部は長年にわたりカタールに拠点を置いており、同国は近年のガザ地区での戦闘が始まる以前から、ハマスとイスラエルの間で仲介役を担ってきた経緯がある。
編集:柄澤南 (関連記事: イスラエル軍、ガザ市に「猛烈攻勢」警告 市民に即時避難を呼びかけ | 関連記事をもっと読む )
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