京都先端科学大学(京都市右京区、学長:前田正史)は8月1日、学内外の研究や活動を広く発信する大学広報誌『KUAS MAGAZINE』を創刊した。国際化が進む学内環境に対応するため、日本語と英語の併記で制作されている。
大学の理念を反映した構成
同誌は、大学のタグライン「Future makers from Kyoto」に基づき、未来を切り拓く学生や教職員に焦点を当てた内容となっている。創刊号では、前田学長のインタビューをはじめ、バイオ環境学部生物環境科学科の永野真理子講師による研究紹介や、工学部機械電気システム工学科3年生によるプロジェクト活動などを掲載している。
国際化進むキャンパス
京都先端科学大学には現在、51の国と地域から約470人の国際学生が在籍している。9月10日の秋学期入学式でも多数の留学生を迎える予定で、教職員の国際化も進展している。大学は多様化する学内環境に合わせ、広報誌を通じて国内外への情報発信を一層強化していく方針だ。
発行予定
『KUAS MAGAZINE』は年2回の発行を予定しており、次号は2026年2月頃に刊行される。創刊号は大学公式ウェブサイトで公開されている。
編集:梅木奈実 (関連記事: 京都先端科学大学、米ビザ政策変更受け留学生支援策を発表 | 関連記事をもっと読む )
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