伊勢志摩の恵みを一貫に 新ブランド「伊勢前寿し 神貫」がVISONで開業、郷土料理も融合

三重・VISONに新たな寿司文化「伊勢前寿し 神貫」が商標登録を経て10月23日にオープンする。(写真/VISON提供)
三重・VISONに新たな寿司文化「伊勢前寿し 神貫」が商標登録を経て10月23日にオープンする。(写真/VISON提供)
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伊勢志摩地方の食材を活かした全く新しい寿司文化「伊勢前寿し 神貫(しんかん)」が、2025年10月23日に三重県多気町のVISON内にグランドオープンする。「伊勢前」は商標登録(第6641896号)を取得しており、美し国・伊勢志摩の神の恵みを一貫に込めた新たな寿司文化として正式に誕生した。

提供される寿司は、伊勢湾や熊野灘で育った新鮮な魚介類、多気郡明和町の御糸地方で育てられた「御糸米」、地元産の塩と酢によるシャリを使用し、べっこう寿しやてこね寿司など三重の郷土料理も取り入れた、三重県産食材にこだわった構成となる。観光客から地元客まで幅広く楽しめる地域ブランドとして、伊勢志摩の食文化と寿司の技を融合した新たな挑戦として展開される。

料理長を務める池田樹氏は、「伊勢志摩地方の素晴らしい食材や郷土料理を『伊勢前寿し』という形に体系化し、新しい食文化として世界へ発信し、次世代への継承を通じて地域産業の発展に寄与していく」と語っている。

メニューの一例として、「KAMABOKO Blanc」や志摩産渡り蟹と伊勢ひじきの酢の物、大伊勢海老と地魚のお刺身、伊勢の郷土料理“さめのたれ”をはじめ、真鯛、鰆、アジ、伊勢海老、灘マグロ、中トロ、赤ハタのべっこう寿司など多彩な握りに加え、伊勢とろたく巻き、志摩の郷土料理“てこね寿司”、あおさの味噌汁、自家製ジェラートなどが用意される。オープン記念として11月22日までの期間、スパークリングワイン「伊勢っ子2022」または伊勢茶スパークリング「TERASU」がウェルカムドリンクとして1杯提供される。

店舗情報

店舗は伊勢志摩ワイナリー株式会社が運営し、所在地はVISON(三重県多気郡多気町ヴィソン672番1 食祭5)。

営業時間は11時から14時(ラストオーダー13時30分)、17時30分から22時(ラストオーダー21時30分)。定休日は月曜日。

席数はカウンター8席、個室6~10席。予約・問い合わせは080-2880-7865で受け付けている。

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