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天気予報》「雨はいつ止む?」台北・新北で記録的降雨 今週末も北東モンスーンで雨続く見込み 気象局が「この日から晴れ」と発表 台湾北部および北東部でまとまった雨が降り、累積降水量の上位10地点のほとんどが台北市と新北市の山間部で占められた。(資料写真/柯承惠撮影)
台湾北部と東北部では断続的な強い雨が続き、累積雨量の上位10地点はほぼ台北市と新北市の山間部が占めた。中でも陽明山は245.5ミリで最多となった。今後1週間も引き続き東北風の影響を受け、北部・東北部では涼しい天候が続き、局地的に大雨の可能性もある。海上では風浪が強い状態が続く見通しだ。以下では、10月22日から31日までの全台湾の天気傾向を、気温・降雨・風浪予報とともに詳しくまとめる。
10月22日の累積雨量は北部に集中。(写真/中央気象署より)
今後10日間の天気予報
10月23日(木)〜24日(金) 北東モンスーンの影響で、中部以北および東北部は涼しく湿った天気に。基隆北海岸、東北部、新竹以北の山間部で断続的な雨、局地的な大雨や豪雨の恐れもある。桃園以北と東部では短時間の雨、竹苗や中南部の山間部では局地的なにわか雨。その他の地域はおおむね曇り。
最高気温:北部・宜花24〜28℃、中部25〜28℃、南部・台東29〜32℃、澎湖・金門・馬祖24〜27℃ 最低気温:台湾各地22〜25℃、澎湖・金門・馬祖19〜24℃
10月25日(土) 北東モンスーンがやや弱まり、北部・東北部は涼しさが残るが、中部では気温が上昇。降雨は全体的に弱まり、主な雨域は基隆北海岸、東北部、北部・東部の山間部に集中。局地的な大雨の可能性あり。その他の地域は曇り。
最高気温:北部・宜蘭26〜29℃、中南部・花東28〜32℃、澎湖・金門・馬祖25〜29℃ 最低気温:台湾各地22〜25℃、澎湖・金門・馬祖20〜25℃
10月26日(日) 北東モンスーンが再び強まり、北部・東北部は再び涼しくなる。その他の地域も朝晩はやや冷え込む。基隆北海岸、東北部、大台北の山間部で短時間の雨。北部・花東・恒春半島でもにわか雨の可能性。その他の地域は曇り時々晴れ、午後は南部や中部の山間部でにわか雨。
最高気温:北部・宜蘭23〜25℃、中南部・花東27〜32℃、澎湖・金門・馬祖24〜28℃ 最低気温:中部以北・宜花22〜24℃、南部・台東25〜26℃、澎湖・金門27〜28℃、馬祖24℃
10月27日(月)〜28日(火) 北東モンスーンの影響が続き、北部・東北部はやや涼しい天気。その他の地域も朝晩は涼しい。桃園以北および東部では局地的な短時間の雨、その他の地域はおおむね曇りで、午後は山間部でにわか雨の可能性。
最高気温:北部・宜花24〜27℃、中南部・台東28〜33℃、澎湖・金門27〜28℃、馬祖22℃ 最低気温:台湾全域および離島21〜24℃
風浪情報 10/23:北部海域・台湾海峡では平均風速7〜9級、最大瞬間風速10〜11級。波高3〜6m。 10/24〜25:北部海域・台湾海峡では平均風速6〜8級、波高2〜4mへ弱まる見込み。 10/26〜28:東北風が再び強まり、平均風速6〜8級、波高2〜4m。
10月29日(水)〜31日(金) 北東モンスーンが弱まり、気温が上昇。全体的に晴れまたは曇りの天気となり、東部および恒春半島でのみ短時間の雨が見られる見込み。
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