独自》北京、台湾光復節を中国の祝日に? 国民党の動きをテコに「両岸共同休日」構想で統一ムード演出か
大陸側は10月25日に「台湾光復80周年記念大会」を開催する予定で、習近平氏は慣例を破って直接出席を果たす可能性がある。(写真/AP通信提供)
中国共産党第24回4中全会が閉幕した直後、ドナルド・トランプ氏と習近平国家主席による「米中首脳会談」が韓国で開催されるのを前に、中国政府は「台湾光復節」を大々的に記念する動きを強めている。
中国共産党の公式宣伝によれば、今年は抗日戦争の勝利、台湾光復、国際連合創設からそれぞれ80周年にあたる年であり、中国側はメディア報道や両岸交流イベントなどを通じて台湾への主権を強調している。関係筋によると、北京は10月25日の台湾光復節当日に「台湾光復80周年記念大会」を開催し、多数の台湾関係者を招待する予定である。さらに「二つの切り札」を用意しているとされ、対台湾政策における新たなシグナルが注目されている。
節目の年であることから、この記念大会は北京にとって重要な政治イベントと位置づけられている。特に年数が「5」や「10」で区切られる周年は、中国が大規模な記念行事を行う傾向にあるため、今回も両岸関係において大きな意味を持つ場になるとみられる。
習近平氏はこれまで九三軍事パレードや中国建国76周年の式典で台湾問題にほとんど触れておらず、発言しても簡略にとどまってきた。こうした経緯から、各方面では台湾政策に関する重要な発言が10月25日の記念大会でまとめて示されるとの見方が広がっている。
習近平主席が台湾光復を記念するのか?
台湾光復80周年記念大会は10月25日、北京人民大会堂で開催される予定である。国務院台湾事務弁公室(国台弁)の報道官である朱鳳蓮氏は22日の記者会見で「記念大会には台湾同胞を含む各界代表が出席する予定であり、大会の前後には視察・交流活動も実施する」と述べた。朱氏はさらに「台湾光復は抗日戦争勝利の重要な成果であり、両岸の同胞が共に記念すべきものである」と強調した。
国台弁は大会の具体的な規模や形式については明らかにしていないが、すでに台湾関係者に招待状が送られているという。これに対し陸委会は先に「中央および地方の公職者が、中国側主導または中国の主張に呼応する活動に参加することを政府として明確に禁止する」と表明している。これを受け国台弁は、「民進党当局は抗日戦争史実とその勝利の成果を歪曲・否定し、台湾同胞の記念活動参加を脅迫・弾圧している。こうした行為は民族的立場を完全に失っている」と強く反発した。
関係者によれば、北京は今回の記念大会に合わせて「二つの切り札」を準備しているという。第一の策は、記念行事の格上げである。これまで台湾光復記念は中国人民政治協商会議(政協)の主席が主導してきたが、今回は習近平国家主席が自ら登場する可能性があるとされ、最高指導者レベルに引き上げることを検討している。
第二の策は、さらに踏み込んだものである。台湾の中国国民党が今年、光復節を祝日にする法改正を通過させたことを受け、北京側も台湾光復節を中国の法定休日とする案を検討しているとの情報がある。両岸が同日に休暇を取り、共同で祝う雰囲気を演出することで、国民党の動きを利用する形になるとみられる。

中国での九三軍事パレードが第二次世界大戦終結80周年を記念して早くから予定されていたが、同じ「3つの80年」を記念する「台湾光復80周年記念大会」の日程は発表されていないのは、習近平氏が四中全会を終え次第、出席できるように調整されているという。(写真/AP通信提供)
両岸関係者によれば、実際には台湾光復80周年記念大会の開催日が何度も変更され、当初は北京は23日または24日に予定していたが、結局日付が確定せず、北京が最高レベルの指導者が出席することを希望していたためとされる。なぜなら台湾光復節のタイミングが、同じく北京にとって重要な共産党会議である「四中全会」と重なったためである。四中全会は20日から24日に開催されており、北京は台湾光復記念大会の日程を発表せずに待っていたのは、習近平氏が四中全会の終了後に台湾光復記念活動に出席することを予定しており、四中全会と重ならないようにするためだったという。
両岸関係者は、過去の台湾光復記念活動は全国政治協商会議主席が主導してきたと指摘する。しかし今回は、80周年という節目に当たることに加え、国際社会で米国が「台湾地位未定論」を操る中、民進党秘書長の徐国勇氏が「台湾に光復節はない」と発言したことで、習近平氏の出席が必要だと見なされ、「既成事実を固める」ために本人が出席すると述べる。

今年は台湾光復80周年であるが、台湾側では特に大きな祝賀計画が聞かれず、北京側が記念活動を高調に開催する予定とされる。(写真/蘇仲泓撮影)
習近平氏が登場すれば、国際的な反響に注意が必要
両岸関係者は、北京はこれを機会として捉えていると指摘する。なぜなら台湾の民進党政権が光復節を祝おうとしないため、北京が話題を取ろうとしているという。そしてこの事態のカギを握るのは、台湾の中華民国政府が光復節を無視することで、中華民国の台湾での合法性と正当性が問われ、台湾の地位が未解決だということを浮き彫りにすることにある。民進党政府が光復節を祝わないなら、中華民国の台湾での存在意義が揺らぐことになる。
両岸関係者は、習近平が国家主席として台湾光復を祝えば、これは全世界に向けた大きな宣言であり、中華人民共和国政府が中華民国を排して、台湾光復を記念する主役になることを示すものだとする。政治的に見れば、北京にとって良い得点となる。

両岸関係者は、頼清徳氏が大罷免で大敗を喫した後、「現状維持」の路線に戻っていることから、北京は習近平氏が自ら登場して両岸の緊張を高める必要はないと分析している。(写真/柯承惠撮影)
しかしながら、両岸関係者はあらゆる手段には両面性があると指摘し、最終的に北京が習近平氏を出席させて台湾光復80周年を祝う場合、現在の世界情勢が国家主席レベルに引き上げるのに適しているかどうかを注意する必要があるとする。国民党は既に台湾で光復節を法定休日にすることに成功し、台湾光復節の意義を高めている。また、現在の両岸情勢は北京の管理下にあり、賴清徳総統は大規模リコールでの惨敗後、「現状維持」の姿勢に回帰しており、目立った挑発的な行動は見られない。そうした中で、米中首脳会談を前に、北京があえて対立のレベルを引き上げる必要があるのか疑問視する声が出ている。
台湾光復が両岸の共同休日に?
中国国民党が立法院での法改正を通じ、光復節を台湾の祝日とする措置を成立させたことが、中国側の強い関心を引いている。関係筋によれば、台湾光復80周年記念大会にあわせ、中国でも台湾光復節を法定休日とする方針が発表される可能性が高い。実現すれば、両岸が同じ日に休暇をとることで「共同祝賀」の雰囲気を演出する狙いがあるとみられる。こうした動きが現実となれば、国民党は中国側にうまく利用される格好となり、「一枚上手を取られる」形になるとの見方が広がっている。

国民党団が立法院で修法を主導し、光復節が台湾の休日となった。写真は韓国瑜立法院長が議決を促すシーン。(写真/劉偉宏撮影)
両岸関係者によると、中国が台湾光復節を自国の祝日にする構想を検討している背景には、九三軍事パレードの成功による国内情勢の大きな変化があるという。閲兵式の成功は中国国内の士気とナショナリズムを大きく高め、中国当局の自信を強く後押しした。中国側は現在、「両岸統一の前に中国が強くならなければならない」という鄧小平氏の持論を、いまや実現しつつあるとの認識を強めている。
こうした情勢の下で、中国が「現状維持」にとどまる可能性は低いとみられる。関係者は「対台湾政策は次の段階へ進む必要がある」と指摘し、台湾側の政党が主導して関係改善を進める見込みは乏しいと分析する。そのため、中国は「入島・入心」、すなわち台湾社会の内部へと自ら関与を深める方向へシフトしているとみられる。
中国でも台湾光復節を法定休日にすることで、両岸が同じ日に休暇をとり、共に祝賀する形を演出すれば、「融合」の象徴的な一歩になるとの見方が出ている。こうした施策は中国側にとってコストがほとんどかからず、政治的効果が大きいとされ、「やらない理由はない」との声も上がっている。

台湾光復を祝う(1945年)。(写真/方格子提供)
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