韓国の尹錫悅大統領が3日に国家緊急戒厳状態を宣言したことを受け、台湾立法院与党の民進党がSNSで韓国の戒厳令に関する投稿を行い、青白陣営による国防予算削減や違憲的な権限拡大を批判し、「チーム台湾の私たちは、世界レベルの暗黒勢力が国家を蝕むのに常に抵抗している」と述べた。この投稿は即座に批判を浴び、民進党団は当該投稿を削除した。
民進党団はThreadsで以下のような投稿を行った:韓国の国会は親北朝鮮勢力に操られており、韓国の尹錫悅大統領は自由な憲政体制を守るため、緊急に全国戒厳令を宣言した。台湾の立法院では、青白陣営が国防予算の削減、違憲的な権限拡大、大法官の機能麻痺、財政区分法の悪質な改正、年金改革の復活、選挙・罷免法の制限、王義川の就任妨害など、様々な行為を行っている。
民進党団はさらに、「疑う余地はない。チーム台湾の私たちは、実際に毎分毎秒、常に世界レベルの暗黒勢力が国家を蝕むのに抵抗している」と述べた。
記者らが党団のグループチャットで、この投稿が民進党の立場を代表するものかどうか質問し、メディアも民進党団の幹事長である呉思瑤や書記長の蔡易餘に連絡を取ったが、回答は得られなかった。
編集:佐野華美 (関連記事: 韓国が戒厳令を宣言!尹大統領、野党勢力を「立法独裁、政府機能麻痺、憲法秩序踏みにじり」と非難 | 関連記事をもっと読む )
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