【インタビュー】モデル×釣りエキスパート!利水つばさが語る日台ルーツと"逆三角形"理論の挑戦

日本でモデルとして活躍する利水つばさ、風傳媒の独占インタビューに応える(黄信維撮影)
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日本でモデルとして長年活動している利水つばさは台湾にルーツを持ち、日台双方の文化的背景を有している。彼女にとってそれは非常に貴重な経験である。『風傳媒』の日本語インタビューで、彼女はこの意味深い想いを真摯に語った。モデルになる夢は小学生の頃から芽生え、それを諦めることなく追い続けてきたという。現在の仕事について、彼女は独自の「逆三角形」理論を用いて説明し、専門分野をより深く掘り下げ、それぞれの事柄をより専門的に学ぼうとする姿勢を示した。これは彼女が台湾メディアのインタビューを受けるのは今回が初めてである。

利水つばさは日本で活躍するモデル、女優、タレントで、日台のダブルカルチャーを持つ。1991年に台湾で生まれ、父親が日本人、母親が台湾人である。台湾で生まれた直後に日本の兵庫県西宮市に移住して育った。台湾への深い愛着を持つ彼女は、個人のInstagramとX(旧Twitter)のプロフィールに台湾と日本の国旗を掲載し、多くのストーリーズや動画にもそれらを取り入れている。台湾に関する投稿をする際は、常に中国語と日本語の二カ国語で発信している。まだ台湾での仕事の機会はないものの、「心のよりどころは故郷である」と、彼女は頻繁に故郷への深い思いを表現している。

 12年ぶりの帰郷 台湾の家族から「なぜこんなに長く帰ってこなかったの?」

日本と台湾のダブルカルチャーについて、台湾で生まれ、生後6ヶ月で日本に移住して成長したと話す。台湾での生活期間は短く、主に日本文化の影響を受けて育ったという。しかし、二つの国の文化的背景を持つことを誇りに思っており、その自尊心は心の中に深く根付き、成長の重要な部分となっている。日本と台湾、二つの文化を与えてくれた両親に心から感謝していると語る。中学生になるまでは、休暇のたびに家族と共に台湾に帰省していたが、中学でバスケットボール部の活動が忙しくなってからは、帰台の機会が次第に減少。気がつけば多くの年月が経過し2016年、12年ぶりに故郷に戻った年になった。

長年ぶりの台湾帰省について、彼女は特に印象的な場面を話した。当時、いとこが空港で出迎えてくれ、彼女を見るなり「会いたかった、どうしてこんなに長く帰ってこなかったの?」と言いさらに、「ずっと会えなくて寂しかった!会えて本当に嬉しい」と。この瞬間は彼女の心に深く刻まれ、「なぜもっと早く帰ってこなかったのだろう」と自問したという。この再会は忘れられない思い出となり、台湾の家族間の濃密な情愛と温かさを深く実感する機会となった。彼女は特に日本語で「愛情」という言葉を使って、この感情を表現する。それは家族間の深い愛情と緊密なつながりを意味し、家族の絆についての理解と大切さを深める経験となった。 (関連記事: 陽柏翔が楽天イーグルスと正式契約! 推定契約金2500万円 関連記事をもっと読む

それ以来、機会があれば台湾に帰省するようになったが、新型コロナウイルスの影響で海外渡航が難しい時期もあった。しかし、規制緩和後の2023年、2024年にも台湾を訪れている。年に最低1回は帰省したいと話す。2024年11月現在も、彼女のInstagramでは台湾訪問に関する投稿が続いている。