「WBSCプレミア12」決勝戦で、台湾チームは強敵日本を前に全く怯むことなく、5回表に林家正がソロホームランを放った後、続いて陳晨威のヒット、林立の四球を経て、主将の陳傑憲が3ランホームランを放ち放った。台湾は4-0で日本を破り、史上初の世界一の栄光を手にした。
7回表に台湾チームは再び攻勢に出て、陳晨威、林立のヒット後、ダブルスチールを仕掛けて二塁・三塁とし、続く陳傑憲、林安可が三振を喫した後、潘傑楷が遊撃ゴロを放ち全力でヘッドスライディングを決めた。当初はセーフと判定されたが、ビデオ判定の結果、アウトに覆った。
台湾チームの報告によると、潘傑楷はスライディングにより、左手小指が軽度の脱臼状態となり、現在はチーム帯同医師による固定処置後、病院での治療を受けている。
最終的に台湾チームは4-0で日本を退け、第3回12強大会の優勝の栄光を手にした。これは台湾野球史上初めての成人世界級大会(年齢制限なし)での優勝であり、日本チームの国際大会27連勝を止め、日本野球の覇業を阻止し、台湾も歴史を創った。
台湾チームの先発投手林昱珉は69球を4回に投げ、被安打1、四球2、奪三振3で無失点。続いて張奕が5回から登板し、2安打を許すも危機を脱出。6回、7回は完全な6者連続アウトを演じ、計38球を3回に投げ、3奪三振、無失点だった。
陳冠宇は8回裏に日本の打者3人を連続で討ち取り、9回裏には林凱威が登板してセーブを挙げ、台湾チーム4投手の継投で日本打線を完封。最後は張奕が勝利投手となり、12強通算5勝目を記録した。
編集:佐野華美 (関連記事: 台日野球留学支援の立役者に密着! 日本プロ野球入り果たした陽柏翔も支援 | 関連記事をもっと読む )
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